王寺工業高等学校 - 奈良県 公立

王寺工業高校に友達も兄もいて、
何度か王寺工業高校に行ってますけど
挨拶もきちんとなさってますし
中学生の私にも大変丁寧でしたよ

引き継がれてるんじゃないでしょうかね・・・。今のところ挨拶もきちんとしてるし、風紀の乱れもないですが・・・。

ん・・・微妙ですかね・・・

巷でテレビや雑誌で取り上げられ、少々有名になりました
ご近所さんの奈良県立王寺工業高等学校ですが、
挨拶だけではないんですよね。

大声での挨拶。
立ち止まって礼。
職員室に入る際のクラス氏名用件を言う姿勢。

皆さんびっくりされますが
それだけではないんですよね。

前の授業が終わったら、次の時間の用意をして席を立つ。
忘れ物をしたら、正直に申し出る。
先生に対する話し方・敬語をきちんと使える
悪いところを指摘されたら、きちんと話を聞いて反省できる。
授業中寝ている人間がいれば、クラス全員で起こす。
（もちろん寝る生徒のほうが断然少ないですが・・・。）
いけないことをした生徒にたいして、クラス全員でいさめる。
制服をきちんと着る。
（当然のことなのですが、シャツを出している生徒や腰パンなんて・・・いません。）
（勿論茶髪もいません。即指導の対象です。）
書き込み用プリントを配布した次の日にクラスの5〜15人はやって持ってくる。
（だから、締め切るを設定しなくても、みんなちゃ〜〜んとプリントを出すのです。中には出さない子もいるようですが・・・消えていきます。）
掃除は徹底的にする
（毎日床を拭き、トイレも清潔に。タバコの灰など落ちていません。）
などなど・・・。

書ききれませんが、久保田先生が実行なさったことを、
今は全職員が継続して実践指導されていますので、
王寺工業の関係者たちにとっては「当たり前のこと」なんです。

例えば、
就職して書類等の重要な伝票などが、たった1分でも1秒でも締め切りに遅れたら、
それは取り返しのつかないことになりますよね？！
高校3年間で、たった短いこの3年間で社会人としての心構えや基本的姿勢を
叩き込まなければなりませんから、
生易しい言い方していては、だめなんですよね。

入学された生徒さんは・・・3年間かなり厳しい学校に入ったと自覚してください。
そしてあきらめてください。
指導の声は、直接教えてもらってない先生からも飛んできますし、
勿論、それがたった一人の先生が言う訳ではないので、複数の先生の声が飛んできます。

さらにクラスメートはよきライバルなんです。
合格した時点から、厳しい就職競争は始まっています。
クラスメートは仲良くそしてともに成長していく仲間でありながら
最大のライバルなんです。
団結力・集中力・そして忍耐力のいる3年間なんですよ＾＾

「就職率100パーセント」。
生易しいものではありません。
日々の努力・日々の鍛錬力によるものなのです。
素直に聞く耳を持つこと、それがいかに自分を育ててくれるのか・・・。
入学して初めて知る厳しさ・つらさでしょう。

めげずに頑張ってください。
そしてこれから受験していようと思われる中学生の皆さんは、
心して受験に取り組んでください。

また、合格された生徒さんは、自分を変える為の鍛錬だと思って耐えてください。
努力しなければ達成できない「就職率100パーセント」なんですよ。

この春卒業した生徒もまた、「就職率100パーセント」でした。
さらに「公務員合格率率も100パーセント」なんです。
『6人中6人がキチンの厳しい公務員試験に合格してくれました。』
との進路担当教員からのお言葉でした。

自分を変えるチャンス。
中学とは違う、厳しい世界なのです。

だから・・・テレビや雑誌で取り上げられたのです。
まあ、中（王寺工業）にいる人間は『コレが当たり前』であるとしか、
思ってらっしゃいますがね。

そこがこの学校のすごいところ。
「当たり前のこと」をして「当たり前」なだけ、なのです＾＾v