倉敷天城高等学校 - 岡山県 公立

当時とは高校の数も枠組みも変化してしまったので、四半世紀も前の順位を云々したところで何の意味もないと思います。理数科だの何々コースだのが複雑に入り乱れ、単純比較できない状態になっていますよね。
悪制として名高く全国で撤廃された学区の細切れや総合選抜制度の頃は、倉敷では青陵がトップで天城が二番手、県内全体では朝日がトップで操山が二番手、次いで青陵、天城、津山・・・とも言われましたが、総合選抜ということで実質的に生徒は進学先を選ぶ自由さえ奪われていたため、年度によって波があるだけで南だろうと古城池だろうと大して変わりませんでした。
とはいえ南や古城池に比べれば歴史が古いためか、特に年配者の間では青陵と天城の評価が高かったですね。
岡山の昔のナンバースクールである朝日と操山と並び、人気のある進学校として青陵と天城は印象付けられていました。

そして今は・・・総合選抜制度で凋落していた朝日と青陵は昔の人気どおりに進学校として復活し、操山と天城は中高一貫に移行しました。
それに意味があるかどうかは別として、天城をどこかと比較するならば操山でしょうが、この結果は明暗を分けました。
同じ人数の生徒を募集しても、受験者が多く競争率が高いのは操山です。また今年の大学受験に当たり合格実績を見ても、青陵と同じくらいの実績をあげた操山に比べて天城は・・・。

【2014年前期 難関大学合格状況】
順.−校−−｜東｜京｜一｜東｜旧｜合｜
位.−名−−｜京｜都｜橋｜工｜帝｜計｜
＝＝＝＝＝
01.岡山朝日｜23｜11｜-1｜-4｜52｜91｜
02.倉敷天城｜-4｜-4｜-0｜-0｜-6｜14｜
03.岡山操山｜-3｜-7｜-0｜-0｜27｜37｜
04.倉敷青陵｜-2｜-9｜-0｜-0｜27｜38｜

東大合格者数では朝日に次いで2位ですが、旧帝大合格者数では青陵と操山の4分の1から5分の1という状況で、層の薄さを物語っています。
近年、倉敷市の優秀な中学生は大安寺中等教育学校に、高校生は学区外に5％出願していることも頷けますね。

人数でくらべてもだめです。
卒業生の数が多い学校は有利になります。
天城は1.5倍してください
それでも少し足りないですが