まず,その学校の
偏差値は,通常,合格者の平均付近の点をいいます。ですから,その
偏差値を普通に受け取れば,合格者の真ん中くらいの人が,
偏差値52,54ということです。ですから,ボーダーは,まだ,それより下の点になります。それと,
偏差値の計算というのは,あるテストが実施されたときに,そのテストの平均点が,
偏差値では50になります。平均点より上の点をとれば50より高い
偏差値になり,低いと50より下です。そういうことなので,
塾内で塾の生徒だけで,おこなわれたテスト,あるいは,山口県全体の全中学生で受けたテストでは,平均点が全然違うのです。
ですから,同じテストで60点とっても,平均点が高ければ,
偏差値は低くなりますし,平均点が低ければ
偏差値は高くなります。ネットを見ていると,各高校の
偏差値が出ているページもありますが,この
偏差値の計算が,何のテストで,どのようなレベルの生徒が何人受けてといった情報が何もないので,その表示されている
偏差値には,ほとんど何も意味もありません。
それと,表示されている
偏差値が,かりにその高校の平均的な
偏差値を表すとしても,ほとんどあっていません。例えば,岩国高校は,高い点の人もいますけども,低い点の人もたくさんいます。それなのに,
偏差値は高いままになってしまったりしています。ですので,ネットなどで出されている
偏差値などは,まったくあってないでしょう。ボーダーを考えるときには,その年の倍率と,習熟度テストの点,あるいは,入試の点でも同じようなことですが,その点で考えないと参考になる数字は出てきませんよ。光高校は,1.0倍くらいに低いと,かなり合格者の一番下の人は低い点になりますよ。100点あたりと思いますが,あるいは,90点くらいまで下がっているかもしれません。1.1倍くらいで100点くらういだろうかなと思います。光高は,高い点の人もいますけども,120点付近の人もたくさんいます。ボーダーが120点ということはありません。華陵は,人数は少ないですから,倍率によって結構かわるかもしれませんが,
英語科で1.0〜1.1倍で110〜115点付近ではないでしょうか。