今年の受験真っ最中の子を持つ、鹿島学園所在地近傍の保護者として私見を述べさせていただきます。
まず、学園の立地地域(鹿行地区他近傍地区)の中学生およびその親にとって、学園は無くなっては困る、存在していて欲しい学校です。
何故か、この地域には他に公立受験失敗時の受け皿が無いからです。
偏差値が分布が疎らで、公立高校でさえ定員一杯にならないこの地域で失敗時の受け皿として存在してくれること自体が、まずもってありがたいことです。
しかも、成績によらず(限度はありますが)生徒を受け入れてくれます。(わが子の中学校、80数名受験し、全員合格でした)
したがって、入学してくる子の
偏差値も幅が相当広いと思われます。また、学力特待、スポーツ特待もあり、ほぼ
学費無料となるものもありますので、学力、スポーツの優秀者もある程度、入学されていることから、要は、公立中学のような生徒分布(出来る子も出来ない子もいる)の学校だと思われます。
現校長先生は、予備校の創設者とのことで、先生陣にも関連のある先生がいらっしゃるようですので、学力面でやる気を示せば、指導はしてもらえる、スポーツも強化していますので然りです。
そこで、ご心配の生活環境面です。私も学校説明会で拝見しましたが、一言、ひどいです。
今時の私立高校では考えられないレベルでした。入り口の駐輪場、駐車場がきちんと整備されていない、校内のトイレは汚い、校舎周りはほぼ荒地、校舎周りはほぼ生土でした。
何とかを見るにはトイレを見るのが一番といったお話がありますが、わが子は、特待をもらいましたが、行かないといの一番に言いました。
したがいまして、学校立地地域の一般的な子達は、少なくても自ら進んで進学はしません。(各種特待を利用する生徒、強化スポーツで活躍を目指す生徒は別です。)
しかし、地域には必要な学校です。
在校生保護者です。
教育指導面について。
鹿島学園は、しっかりとした意志を持っている学生に対しては非常に有益だと思います。
しかし、高校生活を楽しみたいような子にとっては、校舎が汚いとか、そんな事しか目がいかないと思います。
我が子は学業特待で、先生も熱心、依頼すれば個別で勉強を教えてくださるので、塾に行かずとも、全統
模試では
偏差値60以上とれています。
まぁ、結局本人のやる気です。
高校生になったら、中学校のような与えられる受身な勉強をしていては、大学受験を乗り切れません。
子供も、校舎は汚いけど、勉強には何の支障もないと話しています。