名古屋市立緑高等学校 - 愛知県 公立

軽音部員です。
1,担当楽器やバンドの決め方
2,活動何回か、雰囲気
3,雰囲気
というように、三つに分けてそれぞれ回答させていただきます。

1,まず、入部直後に軽音楽部全体ミーティングがあり、そこで楽器を第1〜第3志望まで決めます。
それから2週間ほどは、授業後に楽器の｢講習会｣という、現役軽音部員から楽器を教えてもらうものが行われるので、志望する楽器の講習会に参加します。それから1また週間ほど後に再び軽音部員全員が集まります。
ここでは、なんと、1年生に軽音部員全員の前で楽器を演奏してもらいます!!
ただ、もちろんひとりで演奏する訳ではなく、それぞれの楽器志望者が選ばれ、バンド形式で演奏していきます。
1年生全員が演奏を終えると先生と部長・副部長が志望する楽器と実際の演奏を基に話し合い、また何日か後の全体ミーティングで担当楽器とバンドメンバーが発表されます。
つまり、残念なことにバンドメンバーは自分では選べず、担当楽器も、志望者が多ければ自分のやりたい楽器ができないことがあります。
また、楽器は決められた担当楽器の他にもうひとつ(例外もありますが)、少なくとも１回のLIVEで披露しなければ行けません。

2,普段の練習は、平日4日と土曜日にそれぞれ約一時間ずつが基本です。文化祭を含む校内のLIVEいくつかある他は、ひたすら大会です。後にも書きますが、緑高校軽音楽部は大会で結果を残すのが目標なので、それに向けて練習を重ねます。外でのLIVE、つまりライブハウスなどで自分たちがエントリーする、などということはないです。外でのLIVEは学校を通した正規の大会に限られます。

3,雰囲気はかなり厳しく、張り詰めた感じです。どれぐらいかというと、強豪の運動部レベル。大会が目標なので、エンジョイ勢ではなくガチ勢でいることが求められます。
具体的には、部内恋愛の禁止、部内パーティや差し入れなどの強い制限、挨拶の徹底、丁寧な準備・後片付け、などが挙げられますね。
特に、挨拶の徹底。これは本当にしっかりしないとダメです。
その日初めて会った時、その日初めて部室にはいる時は朝でも昼でも夜でも｢おはようございます｣、部活を終わる時は｢お疲れ様でした｣、それ以外の例えば部室を一時退出する時などは｢お疲れ様です｣。これを全然もしなければ、練習をしばらく禁止にされます。
後片付けが適当でも同じように禁止されます。
また、テストでクラス40人中35位より下を3回取れば強制退部、大会に出るのを拒否すれば強制退部など、退部になることまであります。
大多数の人が想像するようなほのぼの感もチャラチャラ感もないです。

このように書くと入部する気が消え失せるかもしれませんが、楽器初心者にも先生や先輩がいろいろ丁寧に教えてくれるし、楽器経験者にもバンド活動は大きな刺激になります。
部員は全員優しくてかっけーですし、異常に上手いかっけー部員も何人かいます。何よりもバンド活動自体が、ただただ楽しいです。実際私も含む全バンドがやはり先生たちに決められたものでしたが、それぞれ結束力があり、第一志望の楽器になれなかった部員も最終的には楽しんで演奏しています。まぁ楽器は途中で交代してしまうという裏技がありますけどね。
とにかく、厳しいのは確かですが、楽しみも多く、私はそれがこの部活の魅力だと思っています。
まずは実際に体験入部などで直接雰囲気を感じてみるのがいいと思います。その時は是非、先輩部員に色々聞いてみてください。きっと丁寧に答えてくれるはずです。
軽音楽部でお待ちしてます。

沢山書いて下さりありがとうございます。めちゃくちゃ分かりやすいです！軽音楽するために緑高校志望してるので受かったら全力で頑張ろうと思います。