津島北高等学校 - 愛知県 公立

津島北高校は伝統ある学校だ。昔と変わらぬ校風、それが好をそうしてか、地域住民、学校関係者、近辺の中小企業に高い評判を得ている。
しかし、私は思う。個人のアイデンティティの喪失が近年叫ばれる中、生徒を”生徒”という一個体としてまとめるのはいささか疑問に私は思う。
私はこの学校の卒業生であり、この学校のよさや、悪さを少なからず知っている。だから、これは私の経験を元にしたただのイメージ、戯言だと思ってくれてかまわない。
話は戻るが、生徒を”生徒”としてまとめる。それは一人一人の動きを悪くすることにつながる。それだけではない、これから社会に出ようとする最後の関門であるだけに、過去の栄光に捕らわれる必要はないと思うのだ。つまり、生徒の個性を重んじろと私は言いたい。
個性といっても様々な意味や人それぞれの印象がある。しかしこれだけは分かる。津島北の言う個性とは”仮面”のこと。本来のあるべき自分を押し殺し世間が気に入りそうな”仮面の作り方”、”仮面のつけ方”を教えてしまっている。
とても残念でならない。
在校生、卒業生に問う。
津島北は生き残れると思うか、それとも否か。