まず、桑名西高校と四日市西高校の人気の差(倍率)の差というものは北勢地区の県立高等学校の所在地が原因になっていると考えられます。まず桑名西高校付近の高等学校の名前を挙げてみると、いなべ総合学園・朝明高等学校・桑名北高等学校・桑名工業高等学校・桑名高等学校・川越高等学校・四日市高等学校があります。そしてこの中からいわゆる進学校と呼ばれている高校は桑名高等学校・川越高等学校・四日市高等学校の3つであり、上記3つの学校は三重県の高等学校
偏差値ランキングで上位にいます。そして他の高等学校というと、
偏差値が50〜下になっておりいわゆる進学にはあまりおすすめされていない、専門的知識を学べる、卒業後の進路は就職などが多い高校になります。その中で桑名西高校は
偏差値は50ちょっとで一応三重県の進学校の中に入っており
偏差値も桑名高等学校より高くないので進学はしたいけれども上の高校は自信がない…
偏差値の高い高校でビリにいるよりかは、少し
偏差値は低いが進学校の桑名西高校でトップに行こうと考える人が多く、受験生の皆さんにちょうどいい高校が桑名西高校しか北勢地区の桑名方面のほうでないというのが桑名西高校の人気(倍率)の高さの要因だと考えられます。
一方、四日市西高等学校においては付近に菰野高等学校・四郷高等学校・四日市商業高等学校・四日市南高等学校・四日市工業高等学校・四日市中央工業高等学校・四日市農芸高等学校など様々な学校があり、加えて商業高校や工業高校などがあり、四日市西高等学校付近の中学校の学生はそれらに行きそこからの指定校推薦を考えている人達が多くなる傾向があり、四日市商業高等学校や四日市工業高等学校は
偏差値が四日市西高等学校と同等になってきています。結果的にいうと北勢地区の中でも四日市方面と桑名方面で付近で選べる学校の種類の数の違いが大きく関係しているといえます。結果、桑名西高校と四日市西高等学校の人気(倍率)の差というものは必然的に起こってしまうということです。 そして桑名西高校と四日市西高等学校を比べてみると倍率を見れば桑名西高校のほうが高く
偏差値も高いと思われがちですが、四日市西高等学校の比較文化歴史コース数理コースを除く普通科と比べると四日市西高等学校のほうが進学実績は多いと思います。桑名西高校も少ないわけではないですが、国立大学などの進学実績は四日市西高等学校のほうが良いです。
しかし倍率が低いから四日市西に行こうなどといった安易な考えで高校を選択してしまうと将来に影響が出てくると思います。色々な方向から色々な高校を見ること、そして自分自身の将来を考えてみてどの高校が良いのかというのを改めて考えてみても良いかもしれません。そしてわからないことはこうして質問が出来るので是非わからないことはどんどん質問して下さい。高校を決めるのは貴方です。そして高校は自分の人生の通過点にすぎません。高校に入ることが大切なのではなくその後が大切なのです。しっかり自分の将来と合った高校を選ぶことをお勧めします。そしてそれでも決められないのであれば他の所も見て決めれば良いと思います。
どこに行くかはどうあれ、受験勉強をすることで高校の選ぶことのできる幅も大きくなります。受験勉強も忘れずに頑張って下さい。
学校の先生や塾の先生は、ここまで教えてもらえず、諦めていました。詳しく丁寧に教えていただいてありがとうございます。分かりやすかったです。家からは桑西が近いですが、見学などあればいろいろ見て自分が納得行く高校を選択したいと思います。その前に受験勉強を頑張りたいです。ありがとうございました。