調査書の様式は前期も一般も二次も同じで、9教科の評定を入力すると勝手に調整値も出てくるようになってます。また、同じ人が3回受験(公立3回は滅多にいませんが)しても。評定はかわりません。で、評定の数値を高校側で口にするのは、前期選抜の特別活動(いわゆる部活で声がかかる生徒)についてです。また、調整値は以前は(10年くらい前まででしょうか?)やはり高校側で(主に実業高校)口にしていましたが最近口にしているのを聞いたことがありません。調査書の記載欄に調整値は確かにあるのですが、実は意味の無い数値です。また、ご存じと思いますが、前期選抜は昨年から
面接点と学校独自の書類の点数をそれぞれの学校ごとに決めることができるようになりました。これは、高校側が前期選抜で欲しい生徒の学力が低くても合格させることができるヘンな制度です。中学からも高校からもヘンだという声があがり、前期選抜、来年でやめることになったでしょ。(笑)
話それましたが、秋田高校の一般選抜に関しては、調査書なんて気にせず、当日の点を上げることだけ考えていればいいです。秋田高校は「内申点」とか、「調整値が65分のいくつ」とか、1ミリも考慮しません。4教科の数値を二倍、つまり5教科の「5」より4教科の「3」の方が高くなるんですよ。こんな数値、意味がないこと秋田高校受験生やその保護者なら分かると思いますが。
調査書の縛りがあるってのは本当に中学生活や高校受験を狭いもの、夢のないものにしますよね。この点実際の入試での得点を合否判定の中心に置く秋高は全国のスタンダードを行ってます。ってかこうじゃなければダメよね。調査書の評点を上げるために中学校の先生に従順な生徒を量産するような管理型教育には将来への希望が持てませんよね。得をするのは中学校の教師でしょうが。