秋田高等学校 - 秋田県 公立

秋大医学科の共通テストのボーダーは、例年以下の難易度となります。（一般95＋地域枠29、ただし地域枠29は毎年申請が許可された場合）

後期（一般20）＞後期（秋田県地域枠4）≧前期（一般55）＞推薦（一般20）＞推薦（秋田県地域枠20、全国地域枠5）

そのため、秋大医学科が第一志望の生徒は、ほぼ全員推薦を目指します。推薦にも一般枠と地域枠がありますので、難易度と経済状況、卒後の進路などを勘案して決めます。

秋高の場合、優秀な生徒は、ほぼ推薦（一般枠）で合格してしまいます。落ちたら前期にまわりますが、そのような事情ですので、あまり受かりません。前期が落ちたら後期を受けますが、ここにも昨年から地域枠が新設されたのでそこを目指します。

共通テストの点数は年度によってかなり変わりますので何とも言えませんが、推薦の出願は12月であり共通テストの結果が分かる前です。そのため、年度によっては、点数がいまいちでも受かることもあります。

前期、後期は共通テストの結果が分かってから出願しますので、共通テストの配点が高い秋大では逆転は難しく、厳しい戦いになるでしょう。共通テストに失敗したら、個別試験の配点の高い他大学の受験を検討する必要があります。

評定平均4.3以上を取って地域枠を受ける生徒が毎年20人以上います。今春は地域枠合格者数も一桁になりました。昨年までは15人程度でしたが。県内他校だと聖霊や南からも地域枠で合格します。県外だと仙台南も。共通テストのスコアも高くないです。校内の実力テストでも秋大医学科合格者の学力は東北大理系合格者より低いです。

秋田高校内で地域枠を希望する生徒はかなりおり、まずは校内選抜が行われます。先生方は、県外の医大を猛プッシュしますし、希望人数も多いので普通に合格するより校内選抜に生き残るのが難しいです。また、秋大も推薦系は秋校より他の高校から取る傾向があるという話を伺ったことがあります。