高校受験の基本知識
・調査書(内申書)
調査書には9教科の評価点(素内申=通信簿の点数)が記載されます。特定の科目の比重を重くした評価点(換算内申)が用いられることもあります。高校入試における調査書の扱いは都道府県によって異なります。
例えば東京都・大阪府などでは3年次の評価点のみが反映されますが、京都府は2〜3年次、長崎県は1〜3年次の評価点が影響します。学力検査と調査書の得点換算比率も都道府県によって異なります。なお、調査書には欠席・遅刻日数、生活態度なども記載されますが、一般入試ではこれらの事項は参考程度とされます。
・偏差値(高校偏差値)
受験生の中での学力の偏り(偏差)を表わす数値が偏差値です。得点と異なり試験の違いに左右されずに他の受験生との学力を比較ができる点が優れています。ただし、受験生の平均的な学力が異なるテスト(例えば異なる実施業者のテスト)によって算出された偏差値は比較できません。
試験での得点0〜100点は、概ね偏差値25〜75の間に収まります。難関高校向けの模試では試験問題の難易度が高く平均点が低くなるため、得点によっては偏差値が80近くになることもあります。いわゆる高校の偏差値は合格可能性60〜80%の偏差値に相当します。
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