高校受験の基本知識
・中高一貫制
中学校(3年間)・高校(3年間)の6年間の教育を一貫して行う学校のことを指します。無試験で内部進学できるため高校受験をする必要がありません。高校からの募集がある学校と、ない学校があります。都市部の私立学校には中高一貫制をとる学校が多くあります。最近では公立の中高一貫校も増えてきています。
・学区制度
公立高校の普通科の受検資格を地域(住所)ごとに制限するのが学区制度です。人気校(地域)への一極集中や、それによる高校受験浪人を防ぐ目的がありました。しかし弊害も多いため全国的に全廃、制限の縮小へ向かっています。なお、工業科、商業科などの専門学科や国立・私立高校を受験する場合は基本的に学区制限はありません。(学区制限のある国立・私立高校もあります。)
・過去問
過去問(過去問題集)は前年度までのおよそ3〜6年分の入試問題を集めた問題集です。過去問は毎年5月くらいから書店に並びます。高校入試の問題には一定の出題形式があり、出題される問題の種類にもパターンがあります。
入試本番では制限時間内に解答しなければなりません。従って過去問に取り組んで問題の形式に慣れておくのと、そうでないのとでは同程度の学力でも得点に大きな差が生じます。遅くとも3年の夏休みくらいから取り組んでおくことが推奨されます。
[ 過去問講座 ]でもっと詳しく。
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