長文失礼します。
他の高校についてはよく分りませんが。。。
単位とは1週間の授業数に応じて各科目に割り振られた数で、
履修と習得によって獲得できるものです(のちのち説明)。
例えば、一週間のうち
国語総合が3時間あったとすれば、
その年度の
国語総合の単位数は3です。
このようにあらかじめ時間割によって決められた単位数が
各科目に割り振られ、その科目の履修と習得を認定されると
その科目の単位数を獲得できます。
(履修または習得が認められないと単位を落とします。)
そして年度末にある程度の単位数を持っていないと
留年となります。
ではその履修と習得とは何なのか説明します。
履修とはその科目の授業に全体の3分の2以上出席することで
認められるものです。ここでは授業の理解度は関係ありませんし、
履修ができなくて単位を落とす人はほとんどいません。
重要なのはもう片方の習得です。
習得とはその科目について考査や提出物、授業態度などから
10段階評価が出される時に、3以上の評価をもらうことで
認定されるものです。
こちらはいくら努力しても考査でひどい点を取ってしまうと
認定されないかもしれません。
また、考査でまずまずの
成績をとっていても週末課題を
全く出さないようでは認定されないかもしれません。
しかし、救済措置はあります。具体的には、年度末に
単位認定(習得の認定)が危ない生徒を対象に追試を行います。
そこである程度の努力をすれば、何とか単位を認定してもらうこともできます。
こちらの方は、例年引っかかる生徒がそこそこいます。
このように履修と習得を行います。
こういう話を聞くと、自己責任でとてもつらそうと
お思いかもしれませんが、
留年となってしまう生徒は全体のほんの数%なので、
普段まじめにしていれば心配する必要はないと思います。
また、時間割の決め方・・・こちらはおそらく
自分に合わせたカリキュラムの組み方についてだと思いますが、
おおまかに説明します。
1年次の間は文系も理系も区別されませんが、
2年次へ進級するときに目指す大学に合わせて
国公立文系・私立文系・理系の3つに分かれます。
(私立理系がないのは入
学費が高すぎて目指す人がほとんどいないから)
そこでその3つのタイプに応じて大学受験の必須科目を意識して
2年次と3年次の科目の選択を行います。
しかし、余談ですが、この科目選択で
自由がきくのは私立文系だけです。
国公立文系は日本史Bと世界史B、
理系は物理(継)と生物(継)のどちらをとるか
ぐらいしか選択する余地がありません(たぶん)。
そのほかの科目については受験に必要な科目が割り振られて、
ほぼ全員が同じものとなります。
それに比べて私立文系は中
国語・フランス語や、
園芸やピアノなど、いろいろな科目を選択できます。
したがって実質この科目選択は、私立文系以外にとっては
日本史と世界史、物理と生物のうち得意な方を取るというだけの
制度といえるかもしれません。
これらによって科目選択が決定されると、選択された科目と
単位数によって時間割が作られます。
それがどのように作られるかは私にもわかりません。。。
このような感じですが、何か分かりにくいような場所がありましたら、
補足や訂正をしますので、返答よろしくお願いします。
長文失礼しました。