国際情報高校の普通科と国際文化科は第1志望と第2志望で選択できますが、グローバルビジネス科は商業科、理数工学科は工業科なので,普通科や国際文化科の志望者が、第3志望としてこれらの学科を選択することはできません。
例外的に、グローバルビジネス科が著しく定員割れして,普通科の志望者が合格するといったことがあるのかもしれませんが、これまであまり聞いたことがありません。
普通科と国際文化科では、
英語に対する評価基準が異なりますから、普通科がだめだったから国際文化科へと単純に切り替えることは難しいと思います。
国際情報高校に連絡して確認したのですが、「内申点や当日点など,他のすべての要因が同点なら第一志望の生徒を優先します」とのことでした。
「では,普通科が不合格で国際文化科の志望者より点が高かったらどうですか」と言うような質問には、「内申点や当日点,内申書など個々の事例になるのでお答えできません。そういう質問に対しては、志望者に直接説明しているので遠慮なく問い合わせてください」との回答でした。
中学では、「第2志望は運良く受かるときもあるけど、第1志望の学科に受かるかどうかよく考えて、危ないと思うのであれば第2志望での合格を期待するよりも、志望校を手稲や新川に変えた方が目標がはっきりして勉強に身が入ると思います。」と指導しているようです。
どなたにとっても、この問題は「もっとはっきり決めて欲しい」ことだと思いますが、内申点や当日点、定員との関係などを考えると,そう簡単には決められないことも理解できます。いろいろ思い迷うよりも,ここに入りたい! という目的意識をはっきりもって勉強した方がいいのではないでしょうか。
たいていの高校は、自校の受験希望者には親切に対応してくれます。お気軽に問い合わせてみてはいかがでしょうか。