少し簡単に言うと、例えば1日5時間勉強するとして、その5時間全てを一教科だけの勉強時間に費やしていてはさすがに集中力が切れ、効率が悪くなり、質が低下してしまいますよね?
また、中高生が小学校で習うような計算や漢字、または常識的な事は勉強してもほとんど意味がありませんよね?そんな時間があるならわからない問題を必死に解くべきです。
つまり、質が良い勉強とは、勉強の効率を考える事と、勉強する内容を考える事です。頑張ってください。
量より質と言いますが、質なんか考えるより、それだけ膨大な量をやれば自然と質もついてくるはずです。受験で本当に受かりたいならば楽しようという考えなど無いと思います。
目標と今の自分の到達度はどれ程か客観的に見つめ、そのギャップを埋めるには何をすべきか正確に判断し行う事ですが、まずはその「質の良い勉強」を追い求め実践的な勉強を嫌がる姿勢を正すべきです。高校受験なんかでやる事などそう多くは無いですから、ひとつひとつ片付けていく感覚で、しっかり頭を動かすことを楽しみながら、やるべき学習に取り組んでください。
その上で、「質の良い勉強」のテクニック(というより「地頭の良い」と呼ばれる人が自然とやっている事)を具体的に挙げるならば、物事の一般性や共通性を見付ける事を得意にする、その時その時取り組んだ事を完璧にする(
数学は特に。
英単語や社会の用語は、例えば3ページ分なら3ページ分と決め、「その時その部分だけは完璧」な状態にした後、24時間位空けて同じ事をする)等があります。
しかし、繰り返しになりますが、一番大切なのはたとえ社会の用語を覚えている時でも、頭を使うことを楽しみながら学習をする事です。全部覚えりゃいい、なんて勉強は最悪です。これは恐らく聞いてすぐに出来る芸当ではありませんが、これを念頭に置いて何事にも取り組んでください。