数学の問題が選択指定されたので、簡単な問題で点数を稼ぐことができなかったようですね。
書き込みがないので続けます。
仮に
数学が得意で常に試験で満点を取れる力がある受験者がいたとすると、試験の平均点が60点の場合、その有利性は40点。平均点が80点だとすると20点になります。
得意な科目について言えば、平均点が低いのが当然のことながら有利になります。
要するに科目間で平均点が著しく違うことは個人によって違う得意・不得意科目による試験の公平性を維持する上で好ましくない、ということです。
仮に「自分は全科目とも得意」と言う者がいたとしても、500点満点を常時取れるのでない限り、必ず相対的な不得意は存在する、ということも言えます。
「
数学をどうするか」と言う話しですが、私は当然のことながら、「変更や配慮?」は必要と考えております。(但し
数学が私の子供自信得意なので「親」さんの意見もわかりますが)
また「試験を難しくすれば秋田の学力が高まる」とする考えは誤りです。
高校受験程度であれば、学校で学習したことをほぼ完璧にマスターしていれば十分なことで、「当塾塾では学習させていたから、普段通りの結果」とかの論法は成り立ちません。
要するに、塾で学習してしか理解しえない問題を出すこと自体が問題なのです。(塾に行く経済的余裕がなく臨んだ受験生もいるはずです。もっとも塾に行かないでも満点とったという例もあるでしょうが。)
秋高を受験する学力がある者は、誰でもそれなりの成績をとってきて受験に臨んだのであって、その大半の受験生が7以下割程度であるとなると、やがて『中学の
数学の7割程度しか理解していなかった者』達が合格したということになる。とっても可笑しなことでしょう。
また「内緒さん」の話しは、将来センター試験を受験する場合、選択した科目間で不公平間がどうしても生じ、ボーダーライン上の人は誰しも経験するという点で同感できます。特に1点刻みに何人いるかと考えると高校受験の比ではありません。
何れにしても、高度且つ難解な学習は高校にいってからで十分であるというのが私見です。
ちなみに、来年度の
数学の平均点は当然上がるでしょう。
なぜなら県全体の試験であって私学のそれではないのだから。
うちの中学校の先生の話では、
数学の出題形式が若干変わり、そのせいで点数が落ちるだろうと言っていました。問題自体は簡単だったけど、問題文を理解するのが大変な問題だったらしいです。