まず、高入生はA組という内部進学の生徒と高入生から構成されるクラスに3年間在籍します。他にトラディショナルコース、オーセンティックコースがありますが、これらに高入生が入ることは恐らく出来ないと思います。トラディショナルコースは難関大学進学に特化したコースで、早慶上理以上の大学、医学部などの一般受験での合格を目指しています。オーセンティックコースはGMARCHレベルの大学の指定校推薦での合格を目指しています。そして、A組は基本的には海外大学への進学、AO入試、指定校推薦での進学が多いように感じます。A組で在籍している生徒は帰国生が多く、
英語を利用した大学進学が多いです。私はA組に在籍している訳ではないので詳しくは分かりませんが、定期試験ではトラディショナルコースやオーセンティックコースと比べてかなり教科数が少なく、また、授業ではプロジェクトや発表の時間が多いです。定期試験の科目は基本的には物理、
英語、
数学のみです。なので、私が見ていてA組から一般受験するのは非常に厳しいと思います。なぜかというと、個人的にA組は良くも悪くも話している時間が多く、あまり真面目な雰囲気では無く、勉強をしない生徒が多いので、高校生活は楽しめるとは思います。一般受験用の勉強はしない訳ではないと思いますが、周りの雰囲気に流されずに自分自身で勉強していかなくてはいけないと思います。また、オーセンティックコースの生徒が指定校推薦一巡目から、A組の生徒は指定校推薦二巡目から提出可能です。なので、結論から言うと、A組は一般受験をするのなら適していない（トラディショナルコースが基本的に一般入試用の勉強するコースなので）と思いますが、特にAO入試では対策がしっかりしているので、AO入試での大学進学を望んでいるのであれば、適していると思います。また、指定校推薦のことについてなのですが、指定校は法政大学や東京理科大学がトップ層であり、正直その他あまり良いとは言えない大学が多いです。しかし、オーセンティックコースの試験問題はA組よりも簡単だと思うので、内申点で競うのは大変だとは思いますが、無理ではないと思います。
