大変親切に回答頂きありがとうございました。補足ですが、うちは工務店を営んでおり、中3までは絶対に継がないと言っていたのですが中3の受験時期に入ると家業を継ぐと急に言うようになりました。それはそれでいいとは思いますが、頑張って受験するという事から楽な方に流れているのでは?と不安なのです。親がこんなにブレているようでは話になりませんが…最近職業体験として父親について現場へ行き、まぁ初めての事なので楽しかったようですが現実はまだまだそんなに甘いものではないと考えています。普通科だからいいとか専門科だからどうとか、刻々と決断しなければいけない日が近づいてきます。本人は高校なんてどうでもいい。どこに行っても同じだから勝手に決めて!そのかわり大学受験には口出さないでくれたらいい。と言い、そんな気持ちで私学の高い
授業料を払って通わせる意味があるんだろうか、悩ましい毎日です。
ここからはご家族でよく話し合われることが大切かなと思います。最終的に進まれるのはご本人なので、ご本人の意見が尊重されるのが大切だと思います。良い結果になることを願っています。
時間が経っている上に、まとまった回答の後に蛇足かもしれませんが、進学なら国工立大には工業高校枠の推薦枠があることがありそれを利用して国工立に行く方法や、総合型選抜(旧AO)などで大学に行く方法があります。いずれも推薦といっても合格が確約されているわけ(私立の公募推薦みたいに落ちる人は落ちる)ではないですが、特に前者は工業高校生しか出願できないので競争相手が少ないです。
私立は総合型選抜や、工業高校の推薦枠に加えて指定校推薦もあります。指定校は、世間的によい大学に行こうと思うと高い評定平均が求められます。有名私大もありますが、いわゆるボーダーフリーの私大からの指定校が多いのであまり指定校を期待しすぎないほうがいいかもしれません。
国公立私立問わず、一般は厳しいです。公募推薦も厳しいと思います。実習や工業の授業などで
数学や
英語等の授業数が大きく削られ、塾などを利用しないと普通科高校生と競争するのはまず無理です。
どの方式を使用するにしても進学を見据えるなら評定平均の足切りがあるので高い評定平均をとるに越したことはないです。あと、就職と比べて大学進学の情報は手に入りづらくサポートも向こうから積極的にしてくれないので、自分から情報収集したり志望書の添削や
面接指導などをお願いしたりしないと国公立は厳しいかもしれません。指定校は校内選考さえ通れば基本合格できます。
就職は家を継ぐとのことなので参考程度で良いと思いますが、指定求人(公開求人ではなく京都工学院向けに出している求人)が多数来ているので基本は就職できます。履歴書指導や
面接指導など手厚く就職のサポートに乗ってくれます。技術職で公務員になる人もいます。
長々書きましたが、大学に進学したくなっても進学する方法があります。しかし、いい大学、企業に行こうと思うとやはり努力が必要です。
私自身、前の回答者さんと違い軽い気持ちで入学し後悔しました。早くに大学進学の意志を固め、幸いにも親身になってくださった進路指導の教員のお陰で志望する大学に行くことができました。しかし、大学進学を決めるのが遅くもう手遅れになり仕方なく就職に切り替えたり、就職を先延ばしにしたくて軽い気持ちでBF大学に進学したりする人も山程います。また、進学したあとも
数学や物理などで苦労し留年・退学する人も多いそうです。
安易な気持ちで進学することは絶対におすすめしません。
進路のことに口を出されるのが嫌な時期で、話し合いが難航するかと思いますが進学してなにをするかというビジョンが明確でないとあとで滅茶苦茶後悔します。
進学するのは本人ですが、そのようなリスクがあることを伝えた上で「それでもなお本当に工学院に行きたいか」という意思確認は重要だと思います。深く考えていないようなら普通科高校に行って大学から専門的な勉強した方がいいと思います。
双方が納得できる結果になることを祈っています。
皆様大変ご丁寧に返答していただきありがとうございました。無事前期で合格する事ができ、まだ始まって間も無いですが毎日楽しい楽しいと朝早くから夜遅くまでクラブ活動や友達と充実した日々を送っており、受験前は色々と思う事がありましたが、こんなに楽しく学校生活を送ってくれる事が何より嬉しく思います。勉強の方はまだよくわかりませんが学校が大好きであれば何事にも頑張ってくれると信じてます。普通はこうであるだとか、一般的な価値観にとらわれすぎて1番大事な事を見失うところでした。これから三年間この学校でしか得れない特色を名いっぱい吸収して頑張ってもらうよう、親としてサポートを頑張って行こうと思います。