学部によっては、人気が高い学部もあって、そういう場合は、やはり競争があります。例えば、国際関係学部などは、人気が高く、成績がよくないと進学はできません。
国関は、外部から受験する場合も
偏差値が高くて、場合によっては早稲田に匹敵するような難関になっていると思います（実際は、
偏差値操作でそうなっているので、実際に入学する人はそうではない）。
偏差値の高いこういう学部はやはり人気が高い。
一方で、「外部受験の
偏差値」と「内部進学の人気度」というのが、必ずしも一致するわけではないそうです。また、慶祥だけでなく、他の立命館付属校や提携校との関係もでてきます。国際性の高い立命館宇治高校などは、また違う進学傾向があるのではないでしょうか。
そして、やはり学部によっては、それなりのレベルにないと、大学入学後に苦労し、留年等する可能性の高い学部もあると思います。西日本の私立大学では、最高値の
偏差値を付けている薬学部などはそういう学部だと思います。
立命館大学も、来年以降、大阪に新しいキャンパスができて設立される新しい心理学系の学部などもありますので、各学部の人気が読めない、あるいは変化のありそうな部分があると思います。
また、文科省の方針で、私立大学の入学定員の超過の問題が、厳密になってくると思います。定員超過すると文科省から助成金をもらえなくなる定員の超過上限が非常に厳しくなるということです。付属校を持っている私立大学は、付属高校からの学部への進学を調整することで、それぞれの学部が定員超過にならないようにしているという巧妙な運営手法があるわけです。したがって、進学がより厳しくなるということはありうると思います。
詳しくありがとうございます。
とても参考になりました。
ちなみに希望の学部は理数系のとある学部で立命館大学の中では中くらいの
偏差値のようです。
立命館慶祥高校の入試は理科がないようなので内部進学生に対し、あんまり理系に力は入れていない？と思ったりもしました。
立命館慶祥高校は、一応、文科省からスーパーサイエンスハイスクールSSHの指定を受けていて、理科教育には非常に力を入れています。
高校1年では、全員が化学基礎、物理基礎、生物基礎の理科主要3科目を勉強します。またSSHの授業、講演等もあります。他の私立高校や公立高校では、理科3科目を全員にやらせているところは珍しいのではないでしょうか。実験等も、公立高校などに較べて、非常に高度です。
更に、立命館大学への内部進学者は、3年生になると、大学生のような専門教育を受けることになります。
確かに、立命館大学というと文系の学部が強いので、大学の理工系はあまり強くないです。日本では、理工系ですと、国が国立大学に力を入れているので、同じくらいの
偏差値だと、教員の質や研究教育環境などを考慮すると、やはり国立大学への進学が良いですね。特に、最近、安倍政権の方針として話題になっている国立大学の文系学部を縮小させて、理系学部に重点を移すというのは、その傾向を更に強めるでしょう。
まあ、理工系で、専門教育に興味が高い場合は、現在は大学院への進学はほぼ前提に考えるべきだと思いますが。。
さらに詳しくありがとうございます。
理科に力を入れていることはわかりました。理科がとても得意なので気になっていました。
おっしゃるとおり、国立大学で同等
偏差値で関西で最も希望している大学の学部が実はあります。ただ、内部進学可能（少しラクかなという意味で）、ということで、立命館もいいかな、と思ったわけです。
やはり国立のほうがいいんでしょうかね。
