私も言葉足らずな拙い文章であったとは思いますが、それにしても上の方は何やら趣旨を取り違えいるようですね。ただし「共学を理由に押し切る」という表現は確かに不適切だったので訂正したいと思います。
さて上で挙げた趣旨とはあくまで大きな変革が双方の意思疎通の不足により円滑に進まなかった事に苦言を呈したものでした。
それに対して「正当化している」などと言われてもちょっと言いたいことが分かりません。私は今回の騒動で誰かしらの行為を正当化したり擁護する内容は書いていませんよ?
それに私は入学を断るべき理由に女性だからという理由を挙げていませんが、読まれましたか?
あくまで実質男子校であった事実を踏まえて設備などの学校として女子生徒が在籍できる環境が整っているかどうかという点で受け入れを判断すべきだったと主張した筈です。何かのひとつ覚えのように人権問題だとレッテルを貼れば正当な理由になると思っているとしたら、それは間違いだと言わせてもらいます。
その上これだけ在校生から女子排斥の意見が出て荒れている状況にあって制度上問題無いから説明なんて要らなかったと言えるあたりあなたも大概おめでたい頭をしてるんじゃないでしょうか?
ともかく反論する際は最低でも相手の主張をよく理解してから反論する事を強くお勧めします。
>>「それに私は入学を断るべき理由に女性だからという理由を挙げていませんが、読まれましたか?」
>>「何かのひとつ覚えのように人権問題だとレッテルを貼れば正当な理由になると思っているとしたら、それは間違いだと言わせてもらいます。」
では、何を理由に入学を断るべきと言っておられるのでしょうか?
「女子であること」を理由に入学を断るのは許されなくても「女子を受け入れる準備が整っていないこと」を理由に入学を断ることは許されるとでもお思いでしょうか?共学である以上男女ともに学習できる環境を整える義務が学校にあるのは疑いようのない事実では?それを怠っていたのならそれは学校側の怠慢でしょう。
人権問題と取り上げるのは「何か(何かは知りませんが)」のひとつ覚えでレッテル貼りとお考えですか?
尼崎高校事件をご存知でしょうか。筋ジストロフィーを患っていた男子が市立尼崎高等学校を受験し、学力では十分合格圏にあったものの、障害を理由に入学を拒否された事件です。(詳しくは
http://kohoken.chobi.net/cgi-bin/folio.cgi?index=nen&query=/lib/khk116a2.htm )裁判所は『障害者を受け入れたときは、その障害者の障害の程度、当該学校の実情にあわせて、介護、介助のための諸設備を整えていけばよいのであって、現在の施設、設備が不十分なことは、入学を拒否する理由とならない』として校長の裁量権の濫用を認めています。本件は「基本的人権」における「教育を受ける権利」を障害者にも広く認めたものとして今では一般的に知られています。本件の裁判所の判断を鑑みれば、身体状況、ましてや性別に起因する設備不足を理由に入学を断れば人権問題であること、また、「無理なものは無理」「願書を受け取るべきではない」などと決して簡単には口にできないことがお分かりいただけるでしょうか。
趣旨を取り違えてなどいませんよ。私は、あなたの「実質男子校であった事実を踏まえて設備などの学校として女子生徒が在籍できる環境が整っているかどうかという点で受け入れを判断すべきだった」という主張に初めから法的な正当性が存在しなかったと考えたから反論したまでです。私も興奮してしまったことは認めますが。
お返事お待ちしております。