たまたま、眼にしたので、自分の書ける範囲で入試攻略法を書いてみますね。
皆さんが適当に見逃していることとして、ホームページサイトにアップされている記事が大事です。
「まずは、相手の気持ちを考えること」ですね。
私立学校は「企業」です。
ましてや、高崎「経済」大学、という、経済界・企業への人材供給が目的の学校です。
だから、その採用着眼点は絞れてきます。
サイトの一番目を引く場所に「平成26年度、SGHに認定されました」と誇らしげに宣伝していますね。
SGH=スーパーグローバルハイスクールは、目的として、「急速にグローバル化が加速する現状を踏まえ,社会課題に対する関心と深い教養に加え,コミュニケーション能力,問題解決力等の国際的素養を身に付け,将来,国際的に活躍できるグローバル・リーダーを高等学校段階から育成する」ということを掲げています。
つまり、
英語は最低限のスキルだということです。
その上で、「問題解決力」「リーダーシップ」を求めているかとおもいます。
選抜方法の、
「調査書等の書類、
小論文及び
面接の結果等を総合して、本校の教育を受けるに足る能力・適性等を判定して選抜を行うものとする。」は、
深読みしないといけません。
問題解決力を試すために「
小論文」で選別。
リーダーシップを「特別
活動」の内申。
面接で「世界に向かう眼」を問うことが可能性として考えられますね。
SGH指定を受けてからの、初めての入試でしょうか(わかりません)。
「オナークラブ
活動」の実態から判断して、グローバルな問題を
小論文で出してくる可能性があります。
今ならば、時事問題として「中東問題と難民問題」や「TPP下における経済
活動」、これらを中学生視点でテーマを見ていく「着眼点の差異」を採点してくるでしょう。
(あまり期待しないでね)
http://www.tcue-h.ed.jp/top/7-gyo-ji/2015/2libhonorcolabo1026/2libhonorcolabo1026.htmlこれらを参考にして、「この授業についていける生徒像」として、どんな条件が必要か、考えてみるのも大事ですね。
たとえば、「みんなの前で発表することを前提に、P検4級を取りました。パワポには自信があります」などです。
どんな試験でも、出題意図がわからずに勉強しても、無駄が多いようです。
英検準2級は「最低限」と考え、他のスキルを磨いたほうがよろしいかとおもいます。
ちなみにP検4級は、小学6年生が50時間くらいかけて、簡単に取れます。
安い教室なら、数万円で済みますよ。
英検2級でも加点は何十点もあるわけではありません
この学校は私立学校ではなく市立です
公立なので私立のように特別何かに特化しからといって、必ずしも合格はしません。
英語だけできても他の教科ができなければ、できない教科が合計点で足を引っ張ります
P検定を持っていてもここは経済学部でも何でもなく普通科ですから、そのような特技を内申に書いてもらっても加点は1点あるかないかです
逆に今の時期にそんな検定を受ける時間があるならば、後期試験に向けて勉強する方が良いのです
受験は総合得点で決まりますから、英検2級だろうが落ちる事だって十分考えられるのです
ですから前期は落ちるものとして後期に向けて努力するべきです
経大附属であっても内部推薦で経大に行ける学生は一握りしかいないので、経大への供給を目的とした高校ではない
ちなみに前年度の前期試験の
小論文問題は姜尚中『悩む力』を読んで、「知性」とは何かということを書かせる問題であって時事問題とはまったくもって遠い
社会経済の問題に絞ってしまえば馬鹿をみることは明白
HPに載っている前期問題は前年度の分しかないが、経附は26年度の入試から公開しているので、その前の
過去問が知りたければ中学の進路指導の先生に聞くと良い
いやはや、脱帽いたしました。
すばやいレスが付くのですね。
フォローをありがとうございます。
OBの方か、教育関係の方とお見受けいたします。
ただ、私の見方も、参考にしておいたほうがよろしいかと思います。
高経大のスレとはちょっとかけ離れますが・・
現在の中学生が大学在学中に大規模な教育改革があるのは、周知の事実です。
その際に教育側が、いくらあがいても残念ながらグローバル化は避けられません(私は、反対派ですが・・)
企業側からすれば、毎年の採用
面接費用・研修努力と労力(初任者の年収を越える費用!)の割には、3年以内の離職率が徐々に上がっている事実は、見過ごせません。
だから、試行錯誤して大学生を振り回しています。
私のところに流れてくる情報によると、採用事務を代行する大手企業では、世界規模で変化している高等教育のあり方を取り入れようとする研究が始まっているとか。
それは、リトアニアから始まったICTの社会での高度利用を教育まで推し進めた「MOOCs」というシステムで、採用を決めているアメリカのシステムです。
これを話すと長くなりますが、「自分の目的に沿って、高等教育の単位を無料で修得できる」ものです。
働きながらでもよいのです。
企業側は、だれがどのような単位を、何の目的で取得しているかを判断して、その人物の将来性を把握できるという仕組みです。
今の、日本の象牙の塔では考えられないでしょう。
しかし、企業が要求すれば、いくら教授連が「リベラルアーツの重要性」を声高に叫んでも、資本主義の最前線で戦っている企業には、その余裕がありません。
ですので、現在のように4〜6割の学生たちが大学でリベラルアーツを学ぶ余裕はなくなっていきます。
高度な研究では横断的な視野をもたらす一般教養が必要で不可欠ですが。
日本では、もちろんMOOCsを無料で受けられます。
人気のハーバードやMITの講義を無料で受けられ、単位も取れます。
英語が得意な生徒さんは、一回のぞいてみるとよいかと思います。
うちの子は小学校から日本版MOOCである、「gacco」にて、数単位を取得しています。
東大や京大の名物授業を無料で受けて、単位を取れるだけでなく「ディスカッションをできます」。そして、オフ会に参加することによりコネクションをつくり、実際にインターンに誘われる、などという仕組みも出てきています。
つまり、学校制度にとらわれない「自分の意見をもち・実行できる人材」を教育現場は育成することを要求されてきます。
高校受験の差し迫った今は、他の方の意見どおりに、素直に後期をがんばることをお勧めいたします。
ただし、前期を目指すならば、今のようなグローバルな視野を自分の現状と照らし合わせて、テーマを引き寄せて未来の自分のあり方を
面接や
小論文で書ければ多分うまくいけると思いますよ。
さすがに姜尚中を事前に読んでいる人は少ないですが、具体例を「人と違った切り口で捕らえる」ことは、小論でよい評価を得るスキルです。
作者の意図からはずれないように、自分の体験と時事問題を絡めていく癖をつけると「この子はできる!」となります。
(繰り返しになりますが、作者のテーマに沿わないと大きく減点されます。これは常識)
長々と失礼いたしました。
今日明日と連休で、ついつい書き込んでしまいました。