校舎内を見学させていただいても、やはり学習への力の入れようは流石だなと感じさせられました。
校舎内に
模試の成績上位者の名前がいたるところに張り出されているのも印象的でした。そのほとんどが各学年の1組か2組の生徒さんというのも興味深いですが…
ただ、これだけ学校が熱心に力を入れているのに、難関大への進学層とそうでない層との差がかなり激しいなとも感じます。同じ
偏差値帯の学校でも、都市部はずば抜けてできる人もいない反面、できない人も少ないという印象ですが、志学館さんはいろんな成績層の生徒さんがおられるのだな、と強く印象に残りました。
中下位層へのサポートがどうなっているのかというのが、少し気になるところではあります。
ただ全体として、とても先生方や生徒さんの雰囲気もよく、好印象を抱きました。
在校生さんや卒業生さんはこういった外部向けの説明を聞いてみるとどんな感想を抱くのでしょうか?「うんうん、その通りだよ」とか、「いやそんなのは表向きだ」とか、様々なご意見があるのでしょうか。
長文でお見苦しくなしましたが、どうぞご意見お聞かせください。
>生活指導をしっかりする学校だとご理解願いたいとのこと
●それは本当です。
校門検査で教師は目を光らせております。
DQN生徒に対しては情け容赦なく停学処分を下します。
そして停学といっても自宅謹慎ではなく、
あくまで登校させた上で別室にて自習させる形式をとります。
>生徒代表として陸上部の2年男女生徒さんお2人(2人ともそれぞれ文系理系で1組だったのが印象的でした)からのお話
>校舎内に
模試の成績上位者の名前がいたるところに張り出されているのも印象的でした。
>そのほとんどが各学年の1組か2組の生徒さんというのも興味深いですが…
●仰る通り、選抜クラスは良い環境です。
DQN生徒は皆無。意欲の高い生徒も多いと思います。
ちょっと真面目すぎるキライすらあります。
修学旅行の際、消灯後誰も騒がず皆すぐに寝静まってしまった位ですよ。
>中下位層へのサポートがどうなっているのかというのが、少し気になるところではあります。
●この学校は選抜クラスにあらずんば何とやらですからね。
やる気を無くした連中の吹き溜まりと化した一般クラスは酷いもんですよ。
こういう手合いの尻を蹴飛ばして、首根っこを掴んで無理やり机に向かわせるサポートはありません。
意欲を失った生徒にとって志学館は、監獄のような学校でしょうね。
彼らにとって、緩い公立高校のような居心地の良さは無いと思いますよ。
>周囲の友達の進学意識が高い、隣の席の子が東大志望ということも珍しくない。
●1例を挙げましょう。
私は内房線を利用して通学していましたが、
4人掛けBOX席に座って一緒に帰ることが多かった同級生の進学先は、京大法・早大政経・中大法・明治政経でした。
>ただ、これだけ学校が熱心に力を入れているのに、難関大への進学層とそうでない層との差がかなり激しいなとも感じます。
●よく分かってらっしゃいますね。
昔と比べ進学支援体制が格段に向上しているのにもかかわらず、進学実績は総体として伸び悩んでいます。
学力下位層のテコ入れに課題があるには事実です。
発奮するか否かは本人次第ゆえに「笛吹けど踊らず」の隔靴掻痒の感が学校側にあるのは確かでしょう。
卒業生さま ありがとうございます。
生徒指導が厳しいのはデメリットとは思いませんが、やはり何人かは指導される生徒さんもおられるのですね。
内房線のお友達メンバー、みな優秀なのですね。やはり優秀な子は優秀な子同士で仲良くなるんですね。実は私自身、勉強の緩やかな公立出身なものですから、こういった強烈とも思える進学体制を敷いている学校はカルチャーショックでした。
ただやはり学力が振るわない層へのサポート体制というのが気になりますね。学校側としても元からできる生徒を伸ばした方が楽なんでしょうけどね…
校舎内の地図をいただいてきましたが、
5階→1年全クラス
4階→2年理系全クラス+2年文系一般クラス
3階→3年文系全クラス+2年文系選抜クラス
大講義室のある棟の2階→3年理系全クラス
という感じでした。
また修学旅行も11月中に行い、それ以降は一気に受験体制というお話もございました。
図書館でタブレット端末の貸し出しも行っているとのことでした。生徒さんの調べものや新しく導入された「受験サプリ」用に使用するそうですね。
ところで、中等部からあがってくる生徒さんはどんな感じのお子さんが多いのでしょうか。また、中等部の生徒さんとは1年生のうちから混合になるのでしょうか。
大学合格実績の出身中学欄を見てみますと、難関大ほど志学館中出身の方のようで、例年はどうなのかわかりませんが、少なくともこの代は中学組が有利なのかなと感じました。
>中等部からあがってくる生徒さんはどんな感じのお子さんが多いのでしょうか。
●コピペです。
投稿日:2009/04/02(木) 21:18:08.85
木更津市にある志学館は、13日現在の高等部進学状況をまとめた。志学館中出身で鋸南町出身者ら4人が東大、1人が京大に合格した。
その他の国公立大では、お茶ノ水女子大1人、筑波大2人、東北大2人、千葉大10人、東工大3人ら計34人。私立大では、慶応義塾11人、早稲田23人、上智5人などのべ584人が合格した。
安房地域出身者も多く含まれている。医学部は、福井大、岐阜大、防衛医科大など計7人が合格しているという。
●志中出身者は千差万別です。
上記コピペのような秀才が居る反面、遊び癖が付いてしまった有象無象の輩も少なくありません。
志中出身者で高2の時に中退してしまった人も居ました。もっとも、彼は半年後に復学して高2をやり直して居ましたけど。
志中に師弟を進学させる家庭は、木更津周辺に暮らす小金持ちですね。
>中等部の生徒さんとは1年生のうちから混合になるのでしょうか。
仰る通り、1年次から混合クラスです。
10年以上前、1年次は内部と外部で分けていた時期もあるのですが、その効果は薄いと判断したらしく今の形に落ち着きました。
>大学合格実績の出身中学欄を見てみますと、難関大ほど志学館中出身の方のようで、例年はどうなのかわかりませんが、少なくともこの代は中学組が有利なのかなと感じました。
●志中にそこまでの優位性はありませんよ。
四谷大塚や日能研の
偏差値ランキングを確認して下さい。下から数えたほうが早い学校です。
志中出身者で、
一時は挫折したものの、なんと30歳で国公立医学部へ合格し念願の医師になった方も居ましたね。
↑この苦節10年の猛者と志中で同期だった方で、現役で国立大学へ進み、今は東洋大学で助教をやっている卒業生も居ます。
>図書館でタブレット端末の貸し出しも行っているとのことでした。生徒さんの調べものや新しく導入された「受験サプリ」用に使用するそうですね。
●受験サポート体制の充実は目覚しいものがあります。
ただ、それらを生徒達が十分に使いこなせているのか疑問に思える部分があるのは事実ですね。
過去20年間の大学進学実績を調べて下さい。
残念ながら、いま現在と大差ない事実が判明しますから。
>内房線のお友達メンバー、みな優秀なのですね。やはり優秀な子は優秀な子同士で仲良くなるんですね。
●住む場所がバラバラだし、何より選抜・準選抜・一般とクラス分けしてしまうので、それ以外の生徒とは部活をやらない限り没交渉になります。
選択科目で一般クラスと混合になるケースもありますが、基本は自分のクラスに居ますからね。
>実は私自身、勉強の緩やかな公立出身なものですから、こういった強烈とも思える進学体制を敷いている学校はカルチャーショックでした。
●学力で選別し輪切りにしてしまう校風が合わなければ、ランクを多少下げてでも公立高校を選択されたほうがいいかと思います。
高校生活を楽しもうと考える生徒には、志学館は不向きです。
学校説明会では絶対に広報しませんが、
勉強で落ちこぼれ、やる気を喪失した連中が多い文系一般クラスの澱んだ空気は耐え難いものがあります。
選抜クラスの雰囲気とは、まるで違います。
公立高校とは違い、
勉強する意欲を失っても高校生活を楽しむ環境はありませんから辛いと思います。
>ただやはり学力が振るわない層へのサポート体制というのが気になりますね。
●仰る通り、その点は永遠の課題ではないでしょうか?
選抜クラスの生徒や雰囲気だけを切り取って、あたかも学校全体がそうであるかのような広報をしますので注意が必要です。
選抜と一般とで受験サポート体制に差は無いのですが、机を並べる級友の違いが余りにも大きく、それが志学館の伸び悩みに直結していると感じました。
●一将功成りて万骨枯る●
そんな印象を持ちます。
>学校側としても元からできる生徒を伸ばした方が楽なんでしょうけどね…
●この学校に限った話ではありませんが、
特待で出来る生徒を一本釣りしてますからね。
一般入学者だとしても、
選抜クラス入り出来なければ大学受験は厳しいものになると考えます。
運動部所属で高3夏まで部活に打ち込んでいる生徒も選抜クラスには居ますから、本人のやる気次第といえましょう。
>大講義室のある棟
●有体に申しますと、
志学館は選抜クラスしか期待していないのではないでしょうか?
人伝に聞いた、20年以上前のエピソードがあります。
かつて文系理系ともに選抜・準選抜クラスだけを上記サテライト棟教室へ隔離、昇降口も一般クラスとは分離し体育館1Fから出入りさせていた時期もあったんです。
これは余りに差別的だと保護者からクレームがあったそうで、早々に廃止になったようです。
事ほど左様でして、
「衣の下の鎧」ではありませんが、
こういう所に学校側の本音が透けて見えてくるといった次第です。
>在校生さんや卒業生さんはこういった外部向けの説明を聞いてみるとどんな感想を抱くのでしょうか?
>「うんうん、その通りだよ」とか、「いやそんなのは表向きだ」とか、様々なご意見があるのでしょうか。
●学校側の説明にウソはありません。
ただし、
選抜クラスに限定された話と割り切って聞いて頂きたいです。
生活指導云々も選抜クラスは無関係です。
私が在学中、停学処分を受けた生徒は皆無でした。素行不良者は居ません。もちろんイジメなど存在しません。
選抜クラスは、
大学進学という目標を共有した仲間と切磋琢磨できる環境です。
選抜クラス入り出来て、学校が提供する受験サポートを使いこなせる木更津在住の優等生ならば、この学校はベターな選択肢だと思いますよ。
一部では校則が厳しいと不平を漏らす向きもありましたが、私個人としては、そのようには感じませんでした。
選抜クラスでも、
彼氏彼女が居る方々が多少は居ましたから、
そこら辺は皆要領よくやっていたようです。
木更津高校[普通]66
●志学館高等部[特別奨/私]65●
●志学館高等部[普通/私]57●
木更津総合高校[特進/私]55
拓殖大学紅陵高校[特/私]55
↑この差が選抜と一般の違いといっていいでしょう。
木更津高校に準ずる選抜クラスと、
木更津総合や拓大紅陵と同レベルの一般クラスとでは学力差や温度差があって当然ということです。
自分で黙々と参考書や問題集を解いていけるタイプの場合、志学館のようなガチガチに管理される学校だと逆に自分のペースを崩されてやり辛いかもしれません。
予備校だ受験アプリだ勉強合宿だ等々あったとしても、結局は自習が一番重要です。
確かに志学館の受験支援体制は手厚いのですが、過剰な程に用意されているため消化不良を起している生徒も少なくありません。
本来、分からない部分を教師に質問して疑問点を解消できれば、それで十分なんですよね。
自分でコツコツやっていける子は、木更津高校がいいでしょう。
駅から徒歩通学できる木高は便利ですよ。
詳しい回答ありがとうございます。
中等部の生徒さん、そこまで高度な学習をしているわけではないのですね。
学校側と学習意欲を失った生徒さんとのミスマッチは、卒業生さんのおっしゃる通り課題ですね。いかに自分がしっかりしていればいいとはいえ、やはり受験に向かう雰囲気というのは大事ですから。
そんなあからさまなことをしていた時代もあったとは驚きですが・・・
パンフレットに、北大に受かった男の卒業生さんのコメントが載っていました。「学校の講習やゼミなどは利用しませんでしたが〜」とあるのは拍子抜けしましたが・・・
もし私が学校のパンフレット作成担当だったら、この文言は削るようにしますが(あれだけ学校の講習や特別ゼミのことを宣伝しているのだから)なんというかおおらかというか飾らないというか、そういうところはほほえましく思えました。
丁寧なアドバイス、ありがとうございました。
>北大に受かった男の卒業生さんのコメント
毎年、前年の卒業生が書いた合格体験記を小冊子にして在校生に配るんですよ。
そこからの抜粋かもしれませんね。
規律正しい進学校、中にはその言葉に相応しい生徒ももちろんいます。
しかし、内面も外見も素行不良な生徒もたくさんいます。
説明会は、いわゆる広報活動の場所です。普段の登下校の生徒たちの姿を見ると本当の事が分かると思います。
校内に貼り出されている進学実績が、真実を物語っています。是非ご参考にして下さい。
教師も、真の指導をしているのか疑問符な人もいます。
あと、いわゆるおとなしく、真面目な子どもは、辛い学校ですね。うるさいのが、自分たちが学校を支配しているかの如く、そういう子を馬鹿にしますから、、、
>いわゆるおとなしく、真面目な子どもは、辛い学校ですね。うるさいのが、自分たちが学校を支配しているかの如く、そういう子を馬鹿にしますから、、、
↑文系一般クラスの場合は、まさにそうです。
猛獣の檻に子羊が放り込まれるようなものだと思います。
ただ、
選抜クラスや準選抜クラスに居れば、心配ありません。