上伊那農業高等学校 - 長野県 公立

上農志願者の上位1/3位は赤穂に合格できるレベルの学力も持ち主ですし、下位1/3はいわゆる底辺普通科高校を避けたい層です。過去に伊那北レベルの学力の生徒がいたとは聞いたことがありませんが、弥生レベルの学力の生徒は毎年一定数入学するようです。そういった生徒は基礎学力が他の生徒より有るので、内申を取りやすく、好成績を収めて推薦で国立大学へ進学していきます。このような戦略を取る生徒は毎年1,2人はいます。

若干話が脱線気味になったので戻しますが、職業高校である上農志願者内でもこれだけ学力差があるわけです。昨今、学力格差が何かと話題ですが、中途半端な学力だと上位校へ行けないし、学力に見合った高校からだといわゆるFラン大学にしか進学できません。遊ぶだけに行かせるようなFラン大に進学させるくらいなら、高卒で働けという考えの親も一定数いるので、そういった親の子供はあえて赤穂ではなく上農へ進学します。上農だと就職に有利な資格も取れますので、在学中にそこそこの成績を修めれば、上伊那圏内の有名企業へ就職できます。もし学力に見合った高校からFラン大に進学してしまうと、都会ではとても就職できないし、地元に帰ってきてもよくわけのわからない中小企業への就職が関の山ですから、サンクコスト的にもその選択は賢いと言えるでしょう。生涯年収も高卒の方が高くなると思います。

とまあツラツラ書きましたが、大抵は何も考えていないし、何となく行けそうだから志願するって生徒ばかりです。そのあたりの点数の生徒が今は多いってことなんですかね。

最後に何点位取れれば的なことで言えば、いわゆる普通の学力の中学校であれば、平均点-20点〜-40点とかが適正です。

とてもわかりやすい回答ありがとうございました。
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