内申点はあくまでも内申合計点のみでその内容までは見ません。
第一段階選抜の対象者は原則 全受験者の内申点上位70パーセントとなっていますが、その年の受験者層によっては内申合計点のキリの良いところで切るので65パーセントになったり、72パーセントになったりするのです。
最終的には当日の学力試験の結果と
面接内容がモノを言うというわけですね。
内申点自体が中学校の規模や平均学力でバラツキがあります。
例えば大規模校より小規模校の方が比較的内申はたかめにでますし、先生によっても定期テストの難易度には差があります。
基本問題の多い定期テストの先生の中学校と応用問題を多く取り入れる先生の中学校では前者の方が内申は高くなりますが、実際に受験で点が取れるのは後者となります。
ですから内申よりもどのような状況下でも安定した点数が取れる学力を身に付ける事が大切です。
また、当日どんなに高得点が取れても
面接でその高校の生徒として相応しくないと判断されれば不合格です。
逆に内申点も当日の点数も微妙な状態でも
面接で高校側が「この子を育てて見たい」と思えば合格になります。
よく、当日の試験を
面接前に自己採点して点が低かった事にショックを受けて次の日泣きはらした
目で
面接を受け「この子はすぐに諦めてしまう子か?」とマイナスな印象を与えてしまう人がいます。これは自分で不合格を引き寄せているようなものです。
実力とともに何事にも動じないしっかりとした意思を持つことも大事です。