東海学園は法然上人の開かれた浄土宗によって設立され、120年にわたって生命尊重の仏教精神に基づく教育を一貫しています。これは、あらゆるものの命の尊さに目覚め、自他の命を大切にし、真の平和を求める精神を意味します。本校はこれらの教育精神のもと、二度と帰って来ない一度限りの「今」を大切にし、他の命によって支えられ、生かされている自分を自覚し、共に生かし生かされ合う「共生(きょうせい・ともいき)」の心を持った人間に成長するための宗教教育を行っています。
本校が行う宗教教育とは宗教情操教育であり、宗派教育ではありません。宗教儀式などについては、浄土宗立の学校であるため浄土宗の定めに従って行いますが、決して浄土宗の信者を養成するためのものではありません。例えば、宗教教育のひとつに「食作法(じきさほう)」があります。食作法とは、毎日昼食前に全員で合掌して「ほんとうに生きんがために今この食をいただきます。与えられた天地の恵みを感謝いたします。いただきます。」と唱えるものであり、生かされている自分の命の尊さに目覚め、自分を生かしている無数の生命に感謝する心が込められています。
本校では、宗教情操教育を一宗教や一宗派の枠にとらわれるのではなく、すべての人々にとって大切な教えであると考え、仏教精神を通して次代を担う心豊かな人間育成を目指しています。
以上、ホームページより
詳しくは下記をどうぞ。
http://www.tokai-jh.ed.jp/education/index.html