色々な刺激を受けて学生生活をしたいのなら、関西圏まで行くのがいいとお思います。しかし、西南も、同志社も現在のゆとり教育の下で育った生徒、学生なら其処まで
偏差値や出来に差がなく就職も特に差はでないものと考えます。
福岡に愛着があるのなら、残って学生生活を送るのももいいと思います。
但し、関西は日本で始めて学研都市が産まれた地域であったり、福岡よりも大きな経済圏でありながら、福岡より経済の回り具合が悪いといったことを肌で感じて見て来ることで努力しようと思う気概が沸いてくるかもしれません。
大阪の電車に乗ると驚くのはみすぼらしい服を着た密航者らしきアジア人の姿や日本人の姿をたくさん見ることです。
大阪は世界的に有名な都市ですので、世界中から労働者が集まってきます。
これらの人々を政府の公式な制度を悪用して“研修生”として受け入れ搾取している経営者が大阪の商人の中にはいるわけです。
こうした環境にあると、安定した家計の親は何としてでも勉強をさせて荒波を超えていける力を身に付けさせようとします。
大阪は福岡より遥かに大きい都市でありながら、不況に苦しんでいます。
福岡が、九州各県から人材を吸い上げ、とりわけ努力もせず豊かさを享受してきたのとは異なります。福岡の今は大不況の割には就職も求人も金ねの回りも異様に良い様に思います。
僕はこの状況が長く続くとは思えません。
博多というのは、あまり勉強熱心でもなく、かといって何か伝統芸や技術開発を一生懸命してきたわけでもなく先は相当暗いと思います。
博多のオヤジさんは明るいのは良いですが、何とでもなるという根拠なき自信が溢れ過ぎているように感じます。
地元で育ち、地元で学び、地元で働いてきた為に外で揉まれた経験がなく横着になっていたりはしないでしょうか?
外に出て、色々な価値観を持つ人に出会い、努力したほうが力がつくと思います。
現に、これは西南とか関関同立とかの一段上の勉強をしてきた人が気にすることかと思いますが、福岡で一番大きな研究所を持つ私企業がサムスンになると言います。福岡高校等のTOP高校から九州大学にいって先輩が多く居る日本の大企業へ、先輩のコネもあるから安心という進路もすでに閉ざされています。
本当に厳しい時代ですから、力を付けられる職場、学校を選んでいくのが良いと思います。