今年度の学付一般入試は、昨年度より厳しい材料がかなり増えています。
先ず、初の付属中学からの内部進学による外部進学者定員削減の件。次に、真和の一般入試が同日の20日から19日に変更された為、こちらの比較的優秀な生徒が併願してくる可能性が高い件。更に、学付人気が毎年、少しずつ上昇している件(文徳も同様。九学は横這い。真和やマリストはやや下降ぎみ?)。
仮に、昨年度と試験内容が同様の難易度だったとして、+20点の270点が一般入試合格最低点だとしても不思議がないですね。
後3週間、
過去問研究中心の受験勉強を頑張ってください!
上記の入学時
偏差値は、現行では全く差異はありません。むしろ付属高校の
偏差値は、今後、確実に上昇値を確保するファクターが数多く存在しています。近年、生徒の卒業後の進路は、難関大学、国公立合格者数もここ10年以上質量的に真和を凌駕していることは、両校の進学実績ホームページを検証すれば明白です。
募集定員が少ない分だけ、真和が学付より合格ラインは高いようです。
奨学の
偏差値では1〜2ポイント、
模試の合格判定では250点満点中の2〜5点程度、真和の方が上ですね。
とにかく
過去問の傾向が変わり、難易度が高くなっています。中高一貫の1期生が入ることで間口も狭くなったのだと思います。
それに加えて、真和は奨学生入試はDまで出し、その扱いは一般と同じ。つまり一般入試をほかの私立よりはやめ生徒の獲得を図ると同時に入試や入学金などによる財源を確実にしようという意図が見えます。
今年から真和と学付は一般入試日程がかぶりません。
つまり、熊高、済々の優秀な受験生がどちらも受験すると思われます。
こうした変化で数年後どちらの進学実績や
偏差値が上がっているか分かりませんが、少子化の時代どこの私立もあの手この手で生徒の獲得に工夫をしていくのだろうと思います。