附属の藤島合格率は他の公立中学の追随を許さないくらい高いですね。ただし、授業は探究学習が多く、基礎は自分でやらなくてはいけません。先生のやり方ではほとんど授業では扱わないコマも出てきます。ですからほとんどの子が能開や附属近辺の塾に通っています。通わずして成績の良い子もいますが、元々家庭学習が身についており、勉強のセンスがあったり、かなり特殊な才能があるタイプです。
附属は他の学校のような基礎勉強の宿題はほぼなく自分である程度やらない限り、落ちる子は地の底まで落ちます。受験して中学から入った子でもボロボロの成績を取ります。自立した子に向いているのは確かです。また、理数の授業レベルが高いため、小学校時代にすでに算数が苦手になっている子は避けた方が無難です。
ここのメリットは7割以上が藤島を目指す環境と、公立では経験できない授業の質の高さです。決して高校受験向きの授業ではありませんが、考えさせる授業をしてくれるので、近い将来の大学受験につながるものです。
福井市内在住で、今年、子供が藤島を受験しました。
市内の中学の状況を見ていると、難関校を目指すのに不向きな市立中学があるのは事実だと思います。荒れている学校は、藤島・
高志の合格者数が少ないと言う形で結果が出ています。
わが家のある校区の中学は幸い荒れていないのですが、付属中ほどではないにしろ、1クラスに5人近く藤島を受験する生徒がいるので、少ない中学とは授業や学習会の雰囲気が違ってくるのは当然です。
私の子供は3年の夏休み明けから苦手科目克服のために近所の塾通いを始めましたが、それまでは
英語のオンライン塾のみをやっていました。子供自身が学校の
英語の授業を不満に思っているのを何とかしようと、自分で YouTube を見て先生を探し、この塾に入りたいと親に言ってきたのも驚きでしたが、体験で見た授業の質にも驚かされました。
現職の
英語教師に授業改善のコンサルをするような方に直接教わることができるのは、オンライン塾ならではのことです。
市を跨ぐような越境入学で、家族や友人との時間を犠牲にし、評判の良い中学に通学させたところで、結局肝心なのは本人のやる気、と言うことになりそうな気がします。ずいぶん昔の話ですが、市外から付属中に通っていた私の同級生で、体と心の健康を害した人がいるので、心配です。
今は、オンライン等で挽回する手段がたくさんある時代ですよ。