この場合の「比重」は「傾斜配点」ではなく,「学力検査の点数」と「調査書の評定を点数化したもの」の比のことです。したがって,「比重をかける前の得点」=「学力検査の得点」ということです。宇高の場合,開示される得点はもちろん傾斜後のものです。傾斜前の得点と傾斜後の得点をいちいち計算するという面倒なことはしませんよ。傾斜得点一覧表で計算しますから。
そうしますと今日もらった宇高の開示合計点数は402なので今年は例年より高いようです。ちなみに知り合いで石橋高校が開示点数390(素点)で不合格でした。栃木県教育委員会は学区外廃止はあまり影響がないと言うはなしでしたが、学校では宇都宮近辺の上位高校はかなり変わったのではないかという考えでした。
昨年の問題と比べてみましたが,今年の理科と社会は昨年に比べてかなり易しめだったような気がします。平均点が1教科5点違っただけでも10点違ってしまいますから,学区廃止の影響もあるとするなら合格最低点数がかなり上昇した,というのもわかる気がします。実際のところ合格最低点は先生にお聞ききするしかないでしょう。しかし,石橋高が390で不合格とは驚きました。
今年の入試では、理科・社会では確実に9割を必要とされたと思います。
国語・
数学でも、入学後に対応する基礎学力を試した傾斜配点だった気がします。
それらを鑑みて、合格最低点は自ずから400点プラスαだった気がします。
402点で不合格になられた受験生親子さんには申し訳ないのですが、親御さんに余裕が無かったですね。
息子さんにも、少なくとも影響を与えたかもしれません。
以前の傾斜配点導入前はどうだったか?自分なりに調べてみたのですが、上の方が仰る点数はレベルの高い頃のようで、自分の親の時代は250満点で205点位だったそうです。
つまり、傾斜配点無しでは受験問題の難易度により410~430点ほどで宇高の合格最低点は推移してるようです。