当然ながら 確約など出されません。体験入学の時も「どんなに実技がすばらしくても 学科試験で点数とれなければ 不合格になります。内申点もオール4以上を目安に考えて下さい」と 言われました。
伊奈学の芸術系の評価は 他の芸術系高校と比較しましても 実技だけに偏ることなく 学科試験も重視しているという事を 説明会や体験入学で 実感いたしました。
一概には 言えませんが、
偏差値や内申点が 明らかに低いけれど 実技で点を稼いで合格したい…!! と いう受験生は この時点で 伊奈学は諦めて 他の芸術系高校に切り替えていると思われます。
実技配点がある分 特をしていると思われる方も多いかもしれませんが、その分 別の苦労もあります。
全員に近い?合格者は 「学校側の合格の評価に値した」と いう事になります。
県立高校なので「確約」というものは一切ありません。
芸術系は実技試験の点数が筆記試験と内申点に合計されるため他の学系と満点が違いますが、得点が換算されて合否が決定します。
芸術系だから実技試験重視ということはなく、あくまでも3つの合計点です。
どの学系も「満点中何%の得点か」で上から順に合格者が決まっています。
実技試験の点数は、受検者本人にも開示されないため、どこの塾でも「芸術系の
偏差値」が出せないだけのことで、芸術系に特別な選抜法があるわけではありません。
学系別の定員はないのだから、今年の芸術系受験生が全員合格だったのは、全員がそれだけの点数がとれていたということです。
北辰テスト受けても合否判定は出ないし、塾の先生に聞いても合格の確率はわからないし、5教科の勉強の他に実技の練習のしなくちゃいけないし、大変な苦労があるのですよ!
詳しくご説明くださり、ありがとうございます。
体験入学の際に、
偏差値や内申点が明らかに低い子は、「確約」どころか、伊奈学受験の断念を迫られるという厳しい現実があるということが、よくわかりました。
学業と実技練習の両立ができる自信のある子のみが受験するため、結果的に芸術系の合格率は高くなっているのですね。