先生から声なんてかけられないと思っておいてください。
本人が先生との面談の中で『将来、こういう方向へ進みたいので、この大学に行って、こういう勉強をしたい』
と明確な意思表示をすることから始まります。
その中で、先生から、『その学校のその学部なら指定校推薦が来ているから、受けてみるか?』と話があるかもしれません。
希望する大学・学部の指定校推薦があっても、本人より、より優秀・揺るぎない志望動機を持っている 他の生徒がいれば、話はそっちに持っていきます。
指定校推薦の学校名を明らかにしない理由に、初めから公表してしまえば、楽して進学したいばかりに、その大学・学部に合わせた志望動機付けを後付して志願する人間がたくさんあふれてしまう可能性があるからです。
余談ですが、最近は国立大学でも、センター試験を課さない推薦。センター試験を課す推薦 の二つの推薦枠を掲げている所も多いです。
しかし、この推薦を甘く見てはいけません。
センターを課さない推薦は、調査票の内容、
面接・論文などで、『この大学で学ぶにふさわしい人間かどうか?』を判断されます。
当然、そこで学びたいというだれにも負けない強い思いが必要です。
また、センターを課す推薦は、『2次試験を免除します』と言った意味合いの推薦ですので、2次試験を受けたとしても当然合格できるだけの、センター試験結果が必要で、そういった高得点をとった人たちの中から、
面接・論文・口頭試問等でより大学にあっていると判断された人間が合格できるわけです。
これらの推薦の為の対策を進めている間は、当然正規の2次試験のための勉強をする時間はなく、失敗してしまうと当然2次試験では望み薄く、志望校を変えざるを得ない状況に陥ってしまします。
一番大切なことは、明確な志望動機と強い気持ちを持って、勉学に励み続けることかと思います。
受験まであと半年弱、あっと言う間に過ぎてしまいます。
頑張ってくださいね。