まさかとは思ったが、サナルは今年の
偏差値ランクも、江南より小牧南・一宮南・新川を高くしたのか。というより06年より全くいじってない。
地元の中学や他の大手の塾では、江南>>小牧南・一宮南・新川は常識だというのに…
サナルの
偏差値は05年までは、江南45 小牧南42 一宮南39 だったのが、06年秋に(おそらく翌年の群グループ改正により)各校の
偏差値を大幅に改定し、江南44 小牧南46 一宮南45 となった。
だが、この改定は明らかにおかしいと言わざるを得ない。江南は群グループ改正で明らかに難易度がアップしたからだ。それは、07年に入学した今年の進学実績がアップしている事からも分かる。一方、一宮南は
偏差値が一気に6ポイントもアップしたにも拘らず、今年の進学実績は平年並みだ。私大に限れば、1クラス少なかった昨年よりもかなり悪い内容である。
08年以降はさらに変化を見せ、江南は急激に難化し、小牧南と新川は定員割れに近い状態になっていった。それなのに今年に至るまで相変わらずだ。
一体あの
偏差値は、どうやって作成しているのか気になるが、サナル予備校が出版している「サクセスロード」を見ると、さらに疑問が残る。それには塾生からサンプルした「高校別の内申点と
模試の
偏差値による合否分布表」が記載されてるのだが、合格最低ラインは江南が小牧南や一宮南より相当高くなっているからだ。
その合否分布表に照らし合わせれば、あの
偏差値にはなるはずがない。
そしてなぜか、昨年版のものには、江南の合否分布表は消えていた。サナルの塾生から江南高校受験者が少なすぎてサンプルを集められなかったのだろうか?・・・なわけない!09年の江南高校は県下トップクラスの受験者数だったし、江南市やその周辺の市にもサナルはあるのだから、多数の塾生からサンプルは取れたはずだ。まして昨年版には小牧南一宮南・新川の合否分布表はしっかり載っているので江南の合否分布表を載せないのは何かあると思わざるを得ない。
因みに、今年版はまだ書店には扱われていない。昨年版は7月下旬には売られていたのになぜだろう?