鈴鹿工業高等専門学校 - 三重県 公立

我が子が言うには普通に提出物を出してテスト勉強をしていれば５年間で卒業出来るそうです。３年から４年に上がる時が大変らしくまた学科によってもその厳しさは度合いが違うようですよ。

はじめまして、現役高専生の保護者です。
まずは、合格おめでとうございます。

今年も大変な倍率を乗り越えて合格された訳ですから、十分な実力をお持ちのお子様だと思いますので、真面目に努力されればさほど心配されることはないかと思います。とは言え、私も定期テストの度に心配している保護者の一人ですが。

データ的には、確かに1年生の時点から自主退学される方や、留年する方も、年度や学科にもよりますが0ではありません。入学してから卒業するまで、退学や留年せずにストレートに5年間で修了できるのが約80%というデータもあります。これは4年制大学とほぼ同じと聞いています。高専は高専であって一般の高校とは違います。高度な技術者を養成するという責任もあり、一定のレベルが担保されていなければ卒業させてもらえないという事だと思います。
このようにデータだけ並べられると不安だと思いますが、留年の評価基準になるのは1教科でも60点以下がある場合だと思います。この点数は定期テストの絶対評価だけではなくて、提出物や普段の学習評価なども含みます。またテストの平均点が70点とか80点とかかなり高かったりします。なので、高校の進学校のように難問奇問を問われるのではなく、基本的な問題を問われることが多いように思います。ですので、真面目に取り組んでいれば大丈夫ということではないでしょうか。
あと、学年が進むにつれ進級率が下がる理由は、4年、5年は年齢的にも高校生ではない点と、専門教科が増えると定期テストの再試験がない教科が出てくることが影響していると思います。

私自身は確かに留年のプレッシャーは常に感じていますので、仮に留年してしまっても卒業までしっかり支えていきたいと入学したときから覚悟はしています。しっかりとした技術と知識を身に付けるのであれば、多少人より時間がかかっても問題ないと思っています。

高専のテストは過去覚えゲー。毎年同じような問題。高専でやる数学はかなり絞られる。試験前日に友達のノートをコピーして徹夜で過去問の解答を丸暗記。高校範囲は一瞬なのに微積と偏微重積は、専門で使うから行列はよくやらされる。高専3年までの数学なんてたかが知れたレベルなんで基礎的な微分積分が出来れば大丈夫。だいたい解析学は偏微分と重積分、代数幾何学は行列による連立一次方程式＋αくらいまでやる。専門教科は異様に多いが、一般教科はお触り程度で済む。