西高は、高校入試で加古川東に落ち、第二志望で入学する生徒が100名弱います。これだけ多くの生徒が東に落ち西に入学するのは、この2校の間のレベルの適当な公立高校が第3学区内にないからです(第1学区で言えば兵庫、第2学区で言えば市立西宮、第4学区で言えば姫路東あたりの高校)。東高に落ちて加算点なしで西高に合格するこれらの生徒は少なくとも、兵庫高校や姫路東高校に合格するだけの学力を持ち合わせています。このため、難関
国公立や関関同立に現役進学する生徒の大半は、加古川東落ちの生徒となっています。勿論、西高が第一志望で入学しても、本人の努力次第では難関国公立や関関同立に進学できます(友人に、阪大基礎工学部や早稲田に進学した人います)。
このように東高落ちの生徒が多いので、同
偏差値の他の高校に比べて生徒全体の学力レベルは高いように感じます。よって、実質的な高校
偏差値(学力レベル)は公表されているものより4〜5ほど高いのではないでしょうか。
また、部活をしながら予備校を利用する生徒が大半で、西高は周辺他校に比べて下校完了時刻が通年19時と遅いため、皆部活終わりにヘトヘトになりながら予備校通いしています。遅い子は23時まで勉強するそうです。大抵、そういう人たちが、難関
国公立や関関同立に進学しています。つまり、東高落ちの人は入学時の学力が高いと言って油断していると、頑張っている子たちにすぐ追い抜かされます。
進学先は、上位層は京大、阪大、神大、下位層は甲南や神戸学院とピンキリです。