入学後、インテリアコースとファッションコースの2つに分かれます(その際初めの授業で希望を聞いてもらえます。
普通授業は共に学びますが専門授業は移動教室で分かれます
授業内容はインテリアコースだと主に製図、機織り、染色、細々としものでしたら編み物、水彩画、粘土細工、ステンドグラス制作、照明制作など。それから色彩やレタリング。
(後者の2つは検定なども授業の一環で受けました)
うろ覚えなので少ないですが実際はもっと色々します
インテリアに在籍していたのでファッションコースのことは詳しくは知りませんが、普段の課題としてシャツ、ジャケット、スカート、ズボンなどの制作、デザイン画の作成(勿論オリジナルのもの)、それに和裁、洋裁などの検定をされてたりオリジナルのドレスなどをコンテストに出品したりされてたと思います。あまり知りもしませんが書き出してこの位なので実際はもっと凄いと思います
あと、三学期末にファッションショーのようなものを近くの会館を借りて開催します
三年生は高校生活の集大成としてオリジナルのドレスをデザイン、制作し、完成した自分のドレスを舞台で着て歩きます
二年生もやはりオリジナルの洋服をデザイン、制作し着て歩きますが主役はあくまで三年生なのでそこまで華美ではないものです
一年生は舞台の御手伝いに借り出されていたと思います。
因みにインテリアコースの一年と二年は制作したものをロビーのような場所に飾ってもらい、三年は一年かけて各々好きな卒業制作(染色、織物や粘土細工など。授業で作成しなかったものでもインテリアに関するものでしたら問題無かったと思います)をし、制作過程や選んだ理由やその他諸々などをスクリーンに写してプレゼンテーションをします
が、正直言いますと、お客の殆どは娘の晴れ姿を拝みにきたファッションコースの父兄の方々なのでアウェー感が半端なさすぎてただの前座です
あと、ここからは質問とは関係ありませんが御節介として書きます
ファッションコースのほうが時間的にも束縛(家に持ち帰っての課題は勿論のこと休日に布探し行脚に出かけたりせねばなりません)されてたり
金銭的(授業で制作するものに使う布や糸代などは勿論自費でしたので布代はピンきりと言えど厳しそうでした)にも非常に大変だと思います。
もし貴方が熱心な学生でなく、ファッションにもインテリアにも興味がなく高校に入れるならば何処でもいい、というような方ならば迷わずインテリアに入られたほうが良いと断言しておきます
勿論インテリアも課題はありますが、ファッションに比べると格段に少ないうえ金銭的にも余裕綽々ですのでそれなりにやり過ごせます
ですが、課題は無いわけでは無いので放課後に居残りをし取り組んだり、卒業制作の際は長期休暇中も幾日も登校せねばなりませんので、やはり普通科の高校とは違うということはきちんと念頭に置いておいて下さい
長々と否定的なことばかり書いてしまいましたが、熱心でなかった卒業生は非常に有意義な高校生活を送れましたので貴方が後輩になられるのであれば楽しい高校生活が送れるよう遠いお空からお祈りします
追記
偏差値の低さから派手な生徒が多そうな印象を受けますが派手な子と普通な子半々くらいでしたし、オタクっぽい子も5、6人居ましたよ
学科ごとに分かれておりクラスの団結力(?)が強く虐めなどはありませんでした
私は地味を極め陰気臭すぎる学生でしたがギャルっぽい方がとてもフレンドリーに接して下さったので非常にビビったと同時に感動したのを記憶しております
そういえば余談ですが、現在はどうかは知りませんがライフデザインに男子は存在していないうえ他クラスとの交流は皆無なので淡い桃色のスクールライフは送れませんでした。