あくまで第一希望優先です。保育科、家政科学科志願者の得点状況がどうであれ、まず普通科志願者の中から募集人員の80%、即ち64人を第一次選抜で合格者に決定します。普通科志願者の中だけで調査書、学力検査、
面接等総合的に上位64人に入れば早々と合格決定。残り16人の枠を合否未定の普通科志願者と第二志望が普通科の保育科・家政科学科の不合格決定者で争うことになります。
第一希望優先は志願者全員について言えること。保育科、家政科学科志願者も、第二志望に普通科と記入したからといって、保育科、家政科学科に合格できる成績をとっていながら普通科に入れられるということはないのです。
普通科にスライド合格するには、保育科や家政科学科での不合格が決まってから普通科の第二次選抜に臨み、その中で上位に入ることが必要です。
偏差値にかなり差がありますので、二次選抜はほとんど保育、家政を落ちた人たちで締められていると思います。普通科第一志望の方は一次選抜で受かってしまわないと厳しいでしょう。
合格発表で、保育・家政落ちの普通合格者が何人いるか、数えてみたいですね。おそらく受験番号で見分けがつくので。
今の高校1年生の代では、普通科へのスライド合格者は保育科・家政科学科合わせて15人。このときの第二次選抜で合格者となる25人の6割に当たりますね。25人と算出したのは、普通科の合格者が当初予定の募集人員より多い121人だったからです。