>早慶を目指したいと思います。
一般クラスならば、
現役マーチ合格で「ネ申」ですよ。
>その場合来年度以降は選抜か準選入りしたほうがいいですか?
そもそも志学館は自称進学校に過ぎません。
選抜クラス入りしない選択肢はありません。
選抜クラス入りしなければ、大学受験を事実上放棄するようなものです。
とりわけ文系一般クラスの体たらくはアナタもご存知のことでしょう。そういう環境で学力不振・素行不良のバカ共と傷を舐めあっていたいですか?そういう微温湯の中で早慶に合格できると思いますか?
答えは明白です。
>3教科だけでも大体学年何位くらいに入るべきですか?
選抜クラス定員から考察すると分かると思います。
ただし、文系ならば文系科目重視、理系ならば理系科目重視で成績評価されます。
木更津高校[普通]66
●志学館高等部[特別奨/私]65●
●志学館高等部[普通/私]57●
木更津総合高校[特進/私]55
拓殖大学紅陵高校[特/私]55
↑この差が選抜と一般との違いです。
遅くなりました。ありがとうございます。
特に今のところ一般クラスがあれてるとか、雰囲気が悪いとかは感じないんですが、先輩の時代は一般クラスはひどかったんですか?
1年次は一般クラスでも空気は悪くないんですよ。
2年次進級に際して、
一般クラスから選抜クラスへ2階級特進する生徒も居ますからね。
いわば出がらしと化した、
2年次以降の文系一般クラスの荒廃ぶり無軌道ぶりが酷いのです。
「北斗の拳」から例を挙げます。
カサンドラ監獄は、かつて鬼と呼ばれた凶悪犯たちが哭いて出獄を乞う「鬼の哭く街」。誰も生きて出たことが無い不落のカサンドラ伝説は、そのままウイグルの不敗伝説でもある。
ウイグル獄長に率いられらたカサンドラ襲撃隊や悪党ゴロツキが多数存在し、弱者に襲い掛かるこの世の地獄。
志学館のカサンドラ、
文系一般クラスはまさしくカサンドラです。
ケンシロウのような強靭な精神力が無ければ、この世界で早慶合格など不可能と考えるべきですね。
ちょっと脅かしてみましたw
文系一般クラスのアホ < ヒャッハ〜★
こんな感じです。
定期試験でのカンニ●グ発覚で停学処分とかありましたね。
こんな環境では大学受験以前の話でしょ?
難関大学へ行きたければ、絶対に選抜クラス入りしなくてはなりません。
俗に「753現象」と呼ばれているモノがあります。
小学生の3割・中学生の5割・高校生の7割が勉強に付いて行けず落ちこぼれると言われています。
逆に、勉強で脱落しない上位3割という数値、
志学館でいえば選抜クラス全部と準選抜クラスの一部を足した数になりますよね。
そういうことだと思います。
>今1年生で一般クラスにいるのですが、早慶を目指したいと思います。
●今から1年生の終わりまでに、標準的な
英単語集1冊・英熟語集1冊・構文集1冊を丸暗記して下さい。
構文集は、美誠社の「
英語の構文150UPGRADED 99Lessons」が優れています。解釈にも英作文にも応用でき、文法学習にも役立ちます。
全150構文の音声は付録CDに収録されており、約500英文に及ぶ類例の音声も美誠社HPから無料で落とせます。
出来れば、150+類例500英文の全ては暗記しましょう。
2011年の大改訂で、右ページEXERCISESが進化しました。別冊解答書では、課題文の構造が5文型で図解されてます。非常に使いやすくなってます。
単語・熟語・構文と同時に、読解用の英文法を仕上げましょう。
フォレストは厚すぎるためアレは参照用です。
フォレストの半分の分量である「くもん高校文法」を何度も通読して下さい。
●2年次からは英文解釈です。
Z会「
英語長文Rise構文解釈12」を2年生1年間を通してマスターしましょう。
それと平行して、受験サプリで関正生先生の英文法講義を受け文法問題用の文法を学習します。
1年次に「
英語の構文150」をEXERCISES
を含め完璧にしておけば、センターレベルの英文は難なく読めるレベルになっているかと思います。
英文解釈力はZ会の本でスキルアップするとして、長文読解については受験サプリの「読解編」を活用してみて下さい。
志学館の受験サポート体制向上は凄まじく、私も人伝に聞いて驚きました。
欲を言えば、武田塾のように生徒個人個人の志望や学力に合わせ学習プランを立て、進捗状況を随時チェックしていくキメ細かい指導ができれば、この学校の進学実績はもっと伸びると思うのですけどね。
構文集は、Z会の「CD付
英語構文必修101」も良いです。
http://www.zkai.co.jp/books/search/book_detail.asp?ID=11521美誠社「
英語の構文150」と比較し、気に入った構文集を1冊やり切って下さい。
受験で世界史や日本史を選択するのであれば、
今から歴史マンガを通読されてはどうでしょうか?
その際は、浜島書店の図版(世界史:ニューステージ世界史詳覧、日本史:新詳日本史)と二宮書店の高等地図帳を手元に用意しながら読み進めて下さい。
漫画は読まないのでそのお話はよくわかりませんでしたがw(すみません)、とにかく一般にいてはろくなことないというのはよくわかりました。
参考書の解説もありがとうございます!
今単語帳は、システム
英単語をやっています。
単語と熟語は覚えなきゃいけないのはもちろん先輩のおっしゃる通りですが、構文集の勉強って言うのはどういうところに生きてくるんでしょうか?英作文、それとも読解ですか?
構文集も先輩推薦のどちらかを書店で手に取って見てみます。
それから、ちょっと見にくいんですが10年以上前の志学館について語られているものを見つけました。先輩のおっしゃることと同じで、昔から変わってませんね。
http://tmp.2ch.net/joke/kako/1010/10109/1010987296.dat
↑拝見しました。
まぁ一般クラスがダメなのは、このクラスの学校では仕方ないことでしょう。
私の同級生で現役早大(法)合格者は1年次、一般クラスでした。
彼は2年次進級の際、選抜入りした人でしたからアナタも十分チャンスがあります。ちなみに彼の場合、3年次の
模擬試験から成績が急上昇してました。
単語帳はシス単ですか。
あれはミニマムフレーズで覚えやすいですよね。使用する市販単語帳はソレ一冊で十分です。あとは自分が受けた
模試や問題集から集めたマイ単語帳で覚えていったほうが効率的かと思います。
単語集を何冊も回していた同級生が居ました。
彼は、立教大学に現役合格したものの早慶を目指し浪人。
しかし、参考書問題集に何冊も手を出す悪癖が抜けず、1浪次は何と全滅。
ようやく2浪次に予備校テキストだけをやる勉強法へ切り替えた結果、早慶上智を総ナメしました。
熟語集も標準的なモノを1冊選び出して、それを繰り返してください。
>構文集の勉強って言うのはどういうところに生きてくるんでしょうか?
>英作文、それとも読解ですか?
構文はオールマイティなんですよ。
英作文は「英借文」と呼ばれている位でして、暗記した構文を借用し問題文が要求する英文を作成するのが基本的な攻略法です。
長文読解にしても同じです。
慶應文やSFCで出題されるような超長文だとしても、英文は5文型から成り立っています。
京大
英語の英文和訳にしても、5文型による複文構造であることに変わりはありません。
長文読解の際には、
英文構造を素早く捉えるためにも構文暗記は重要です。
重要構文や熟語は文法語法の例外事項だったりする場合も多く、英文を読解する上で最初に知っておくと便利ですよ。
それと注意して欲しいのが、
読解用の英文法と文法問題用の英文法とを峻別することですね。
まずは読解用の英文法をマスターせねばなりません。
この段階でネクステージなど文法問題集に手を出しては絶対にダメです。
この点、時として学校の教師でも誤ったアドバイスする人が居ます。
あくまで読解用の英文法攻略として、「くもんの高校英文法」等を何度も通読して下さい。
桐原書店「フォレスト」は650頁を超える浩瀚な書籍ゆえに使いこなすのが困難です。
他方、「くもんの高校英文法」300頁に分量が抑えてありますので通読に適しているといえるでしょう。
1年次の
英語学習は、
英単語・英熟語・
英語構文・読解用英文法の4点だけで構いません。
2年次からは、受験サプリを活用して関正生先生の「英文法編」を学び、文法問題用の文法学習を開始して下さい。
高3用講座からスタートしても大丈夫だと思います。
受験サプリを受講し終わった前提で桐原書店「英文法ファイナル」をお薦めます。
これには標準編と難関大学編の2冊があります。
ネクステや桐原1000など通常の文法語法問題集は、単元ごとに記載事項が分割されているため悪い意味で解答のヒントになってしまいます。
他方、「英文法ファイナル」ではアットランダムな問題配置ゆえに上記欠点がありません。
英文解釈は、
構文暗記の延長線上にあるような感覚ですね。
先述の通り、
2年次からはZ会「
英語長文Rise構文解釈」を開始しましょう。
夏前後には「構文解釈 1.基礎〜難関編─高2〜難関国公立・難関私立レベル」が終了すると思います。
その後は「構文解釈 2.難関〜最難関編─難関国公立・難関私立〜東大・京大レベル 」をやりながら、受験サプリの「読解編」にも取り組んで下さい。
英文解釈と長文読解が完成?すれば、
あとは適当な長文問題集を買ってきて自分でどうとでも進めて行けると思いますよ。
他に何かありましたら答えます。
仄聞する所によると、ここ最近における志学館の受験サポート体制充実は目覚しいですね。
情報過多ゆえに迷ってしまうのではないか?とも思えてしまう程です。
リクルートその他、教育産業の営業攻勢に学校が乗せられたんでしょうかね。
生徒側が戸惑うのは当然として、正直なところ学校の教師にしても生徒に対して適切な助言ができているのか疑問です。
この学校の教師、
生徒よりも学力的にアホなんじゃね?と思えてしまうような方も中には居ますからね(苦笑)
結果的に、英国社型の私大文系へ進学するとしても
数学はやっておいたほうが吉です。
慶應(経済)(商)の場合、
数学が必要なA方式のほうがB方式よりも募集人数が多い。
大学としては
数学が出来る子が欲しいということです。
実際、
数学が苦手だと講義が理解できず下手をすると留年するケースも少なくないようです。
それに
数学が苦手だと、
公務員試験を目指す際に数的処理や経済原論で苦労します。
公務員試験の筆記は教養科目(知能分野+知識分野)と専門科目で構成されており、
とりわけ知能分野のなかで数的処理が占める割合は高くなってます。
中学受験で算数が得意だった人は問題ありませんが、中学受験をしていない
数学苦手人間にとって数的処理は結構キツイですよ。
●大型書店へ行った際、チラ見して下さい。
公務員試験 新スーパー
過去問ゼミ シリーズ
・数的推理
・判断推理
・文章理解 資料解釈
・マクロ経済学
・ミクロ経済学
実務教育出版
http://www.jitsumu.co.jp/
この学校の
英語の先生の中には、この学院系列の大学出身の先生もいるからね〜。
もちろん、大学と教え方が比例するとはこれっぽちも思ってないけど。
>
英語教師
早稲田・明治・東京外
国語大学とか居たね。
あと
英語に限らず、
県立高校を定年退職した講師の爺さんとか多かったような・・・
リクルートの受験サプリ、ベネッセのスタディーサポート、駿台ベネッセ
模試、駿台全国
模試、河合塾のサテライト講義、全統
模試・・・
たしかに受験サポート体制は充実している。
木更津周辺の高校では断トツかもしれない。
ただ、いちばん重要な教師のレベルが高くないんだよね。
学校の経営陣が受験産業に踊らされている印象がある。
生徒それぞれの志望や学力に合わせた目標設定と学習管理を個別具体的にチェックしていくようにしたら、進学実績も伸びるのだが・・・
●
英語の構文150
>2011年の大改訂で、右ページEXERCISESが進化しました。
>別冊解答書では、課題文の構造が5文型で図解されてます。
>非常に使いやすくなってます。
↑コレ重要です。
英文解釈の参考書として、
駿台文庫の「ビジュアル英文解釈」や旺文社の「基礎英文問題精講」を薦める人が居ますが、それらは言葉だけの説明に留まります。
上述のような昔ながらの解説手法よりも、
初学者にとってはSVを()、Mを<>で括り文構造を説明する形式のほうが断然分かりやすいかと思います。
Z会の「
英語長文Rise構文解釈」は、「
英語の構文150」のEXERCISES解説と同じ形式で構文を解説していますので取り組みやすい参考書ではないでしょうか?
なお、桐原書店の「英文解釈の技術」シリーズもZ会と同様の方法で英文を解析しています。
ただ「英文解釈の技術」は、「入門70」「基礎100」「無印100」と分量が多いのが難点です。
それに美誠社「
英語の構文150」をEXERCISESまで含めてマスターしたならば、桐原「基礎100」レベルはカバーできるため、私はZ会「構文解釈」を薦めたい。
英文解釈の勉強をする際は、コピーした英文を使って下さい。
フリクション・ボールペンで文構造を図示してゆきます。
終わったら消して、また繰り返してゆく。
こんな感じです。
『英文解釈の技術』シリーズのようにSVOCMや修飾・被修飾の関係を明示しているなども重要ポイントです。これがあるか否かで独学のしやすさが大きく変わってきます。
技術シリーズやスマートリーディングのように、最近では使いやすい参考書も増えました。『ビジュアル英文解釈』『英文解釈教室』などは古いし入試傾向にも合わなくなってきているでしょう。
もちろん参考書はある程度好みやフィーリングも大事だと思っているので、あなた本人が気に入っているなら存分に使えばよいでしょう。
しかし、昔からあるとか単に評判の参考書に手を出す前に、使いやすさやレベルの方を再優先で考慮して選んでもらえたらと思います。
>SVOCMや修飾・被修飾の関係を明示しているなども重要ポイント
↑コレに気付き私は英文を読めるようになりました。
学校のリーディングでは、このような手法は取り入れられていませんでしたね・・・
コレをやれば、英文読解に困ることは無くなるんですけどね。
今、リーディングの授業はどうやってますか?
生徒に和訳をさせて教師が訂正し先に進んでいく形ですか?
志学館は開隆堂のリーディング教科書を採用していたかと。
リーディング教科書1課ごとに、
SVOCMを図解した英文コピーを生徒へ配布するだけでも資する所は大きいと思いますね。
ご丁寧にありがとうございます。
まずは、何はなくても単熟語・文法・構文集ですね!
英語の構文150、早速求めてみます。
確かに伊藤和夫先生の「ビジュアル〜」「解釈教室」は有名ですよね。あまりにも有名なのでどんな本かと手に取ってみたら文字だらけで辟易したのをよく覚えています・・・図示しようと文字だけで表そうと内容は一緒なんでしょうけど、やはりわかりやすいほうがいいですよね。
私も周囲の同級生も中学
英語の癖が抜けずに”単語の意味さえわかれば英文は読めるんだろう”という考えの人が多いです。高校初級レベルはそれでもなんとか読めましたが、これからはそういう読み方ではなく、先輩のおっしゃる通り英文の構造をとらえながら読む読み方が重要だなと痛感させられました・・・
そうですね、学校では単語の意味を調べさせて訳していく、漫然とやってる感じが否めないです。
あと、
国語についてはどういう風に学習を進めていくべきでしょうか。あくまで公立中学の内容レベルではありますが、
国語は得意でした。
ただ高校に入ってからは、古文漢文ともに文法的に覚えることが多くなり、中学とは全然違うなと戸惑いを感じています。
また現代文についても何か問題集をやるべきでしょうか?
”英作文は英借文”肝に銘じておきます。
従来型の和文英訳ではなく、自分の意見を表現する自由英作文についても、勉強方法は同じでしょうか?
調子に乗って質問が多くなってしまいました
。申し訳ないです。
>”単語の意味さえわかれば英文は読めるんだろう”という考えの人が多い
S+Vが文中に1組だけある単文の場合は↑対処できますが、1つの文中に2組以上のS+Vがあり、それらがbecause.asといった従属接続詞や関係詞などでつながれている複文(=従属節を持った文)だと語彙力の頼った読解法ではお手上げになります。
5文型を押さえた英文解釈が出来るようになれば、英文はサクサク読めてきます。
高1だった私は志学館の
英語教師(千葉商大卒でした)から、受験対策として桐原書店「大学入試
英語頻出問題総演習(英頻)」を薦められ何度も繰り返しました。
しかし、英文読解力が全く身に付かず自分の頭の悪さを嘆いたものです。
ただ後になって分かったのですが、コレは全く見当違いな方向で努力していたんですよね。
英頻は最後のまとめとして使用する参考書であって、受験生が最初に手を付ける本ではありません。
文法問題用の文法学習を最初にしても、英文読解力は向上しないと気付きました。
正直な所、こういう的外れなアドバイスしか出来ない高校教師はどうかと思いますよ。
残念ながら、志学館の教師はこの手の人間が多かったので困りました。
ただ、参考書や問題集の疑問点を聞きに行くと質問にはキチンと答えてくれていたので、その点は感謝してます。
閑話休題。
ですので、
「
英語の構文150」で構文暗記を反復しつつ、「くもんの高校英文法」等での読解用の文法学習を心がけて下さい。
「
英語の構文150」は、まず例文150をCDを聴き暗唱しながら暗記します。
例文150を覚え切ったならば、類例500の音声も美誠社HPから落として、これも何度も聴き暗唱して下さい。
EXERCISES掲載の英文解釈問題ですが、最初は解説を見ながら5文型を取っていくアプローチで大丈夫。
最終的に独力で課題文を解釈できるようになればよいのです。
>従来型の和文英訳ではなく、自分の意見を表現する自由英作文についても、勉強方法は同じでしょうか?
●「大学入試英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 」
大矢復・著 桐原書店
一般的な自由英作文対策として上記を薦めたい。
それと教学社が上梓している「早稲田の
英語」「慶應の
英語」を使い、志望校の出題パターンも把握しましょう。
自由英作文は
小論文と同様、他人から添削・指導を受ける必要があります。
日頃から
英語教師と仲良くなっていて下さい。
教師も人の子ゆえ、心証が悪いと頼み辛くなります。
早慶の
過去問、赤本や青本に掲載されているのは5〜7年分だと思います。
マーチだと3年分しか載っていません。
それ以前の
過去問を集めたい場合、下記の古書店へ確認してください。
●さとし書房
東京都新宿区西早稲田2−10−16
●山口書店
東京都千代田区神田神保町2−48
ネットで検索すれば電話番号・営業時間・場所など詳しい情報が分かります。
この2店は凄いですよ。
店の天井まで赤本や青本が積みあがってます。
早慶大用の
模試は河合塾で一回、代ゼミで2回ずつ実施されます。私立専願の人はもちろん、滑り止めに受けようと思っている人も余裕があれば受けてみるといいと思います。
予備校利用は大学別
模試に留め、
受験サプリ(早慶対策講座ありますね)を利用しながら自分で集めた
過去問を何年分も解き続けたほうが安上がりです。
移動時間が勿体無いですし、
学校で自習していれば疑問点は教師に質問して解消できます。
>中学とは全然違うなと戸惑いを感じています。
公立高校入試問題を基準に考えると、
国語に限らず難関大学入試問題の難易度はケタ違いですからね。
>現代文についても何か問題集をやるべきでしょうか?
1学期中に受けた河合塾・全統
模試の現代文
偏差値はどれほどでしたか?
それ次第によって現代文については回答が変わります。
他方、古文(+漢文)は高校で本格スタートしますので、こちらからお話します。
早稲田が志望校に入っているならば
国語についても
英語同様、
教学社「早稲田の
国語」を読み傾向を知って欲しい。
古文は古典文法が肝心です。
●望月光 古典文法講義の実況中継(1) (実況中継シリーズ)
●望月光 古典文法講義の実況中継(2) (実況中継シリーズ)
を通読しつつ
●ステップアップノート30古典文法基礎ドリル (河合塾シリーズ)
●ステップアップノート30古典文法トレーニング (河合塾シリーズ)
を完成させましょう。
上記は高2夏までに仕上げれば十分です。
まずは
英語がんばって。
古文単語は、標準的な単語帳を1冊ご自身で見繕ってください。
英単語と同じ要領で、
模試や問題集に出てきた初出単語はマイ単語帳にアップデート。このやり方で語彙を補強します。
次は古文読解です。
●「有名」私大古文演習 (河合塾series)
→有名私立大学の入試問題を20題選んで収録。「受験生が入学を夢みるだろう大学をもれなくのせる」「本文のジャンルや時代がかたよらない」の二点を基準に問題を精選。解説編には、問題本文と本文解釈を上下に併記。本文解説には、本文解釈を読んだだけではよくわからないことが理解できるように記述。設問解説では、無理な設問に対しては解けなくていいと明言するなど、本音で解説。
●首都圏「難関」私大古文演習 (河合塾シリーズ)
→首都圏にある難関私立大の入試問題を20題選んで収録。解説編には、問題本文と本文解釈を上下に併記。[本文解説]には、本文解釈を読んだだけではわからないことが理解できるように記述。無理な設問には解けなくていいと明言。
古文読解は上記2冊でよいでしょう。
受験サプリに「早大古文」がありますので、高3夏以降に取り組むとよいかも。
後は
過去問をやりこんでください。
漢文はアッサリいきましょう。
コレは勝負を掛ける科目ではありません。
●漢文句形ドリルと演習 (河合塾SERIES―ステップアップノート10)
10個のテーマのうち、最初の2テーマは返り点と再読文字の学習。
漢文の学習の際にはまずこの2つは必ず解いておいてほしい。
前半2テーマを終えたらならば、
●漢文ヤマのヤマ パワーアップ版 (大学受験超基礎シリーズ)
で句形をマスターしましょう。
その後、再度河合塾ドリルへ戻ります。
後半8テーマは長文演習になります。
漢詩にも1章割かれていて中々よい出来だと思います。
漢文はコレで終了です。
もし更に演習を考えているならば、
●漢文 (河合塾SERIES―入試精選問題集)
を推して置きます。
>あくまで公立中学の内容レベルではありますが、
国語は得意でした。
アナタの読書体験を知りたい。
日頃どのようなジャンルを読まれていますか?
早大現代文は難解な文章で定評があります。
蓮見重彦や松浦寿輝といった重量級の文章と格闘せねばなりません。
蓮實重彦 でしたね。
蓮實先生の立教大学時代の教え子には、今年のカンヌ国際映画祭で受賞した黒沢清監督が居ますから、そう聞くと多少親しみやすいかもしれませんね。
●立教ヌーヴェルヴァーグ●
1980年前後に活動した、立教大学の自主映画制作サークルのパロディアス・ユニティーのメンバーおよびその一連の動向のこと。黒沢清、万田邦敏、塩田明彦、青山真治、周防正行、森達也(卓也)、浅野秀二等がいる。元々個々人は大学入学前から映画に親しんでいたが、当時立教大学の講師で映画表現論の講義を受け持っていた蓮實重彦の絶大な影響を受け、単なるサークル活動を超えた一定の党派性を持った活動を行っていた。
余談ですが、私は森達也が嫌いですw
志学館では受験サプリ受講のためにタブレット端末を貸し出しているとのことですが、
高1高2でも貸与してもらえるのですか?
●「
英語の構文150」の暗記法●
ノートやルーズリーフを使って暗記帳を作って下さい。
見開き1ページの状態で
左ページに英文、右ページに和訳を書きます。
「例文150+類例500+α発展」を覚えきったら成績は急上昇しますよ。
夏休み中、ひたすら駿台文庫「基本英文700選」だけを丸暗記した方が居たそうですが、夏休み明けの駿台全国
模試で
英語偏差値65を超えたそうです。
>私も周囲の同級生も中学
英語の癖が抜けずに”単語の意味さえわかれば英文は読めるんだろう”という考えの人が多いです。
アナタも認めているように、
「英文の構造をとらえながら読む読み方」こそが英文読解の近道である点を、
高校入学直後から
英語教師は強調すべきなんですよ。
それにも関わらず、
>学校では単語の意味を調べさせて訳していく、漫然とやってる感じが否めないです。
このように旧態依然の方法を繰り返しているから志学館の進学実績は頭打ちなんだと思います。
英文読解用の文法学習と文法問題用の文法学習とを混同し、
まず英文解釈をマスターすべき生徒に対して文法問題集を薦めてしまうのも致命的な誤りだと言えるでしょう。
生徒に対し教師が狂った羅針盤を与え、時間の浪費を誘発させてはなりません。
このように教師自身の意識改革は手付かずのまま、教育産業が提供する受験サポート体制ばかりが学校内で拡充されていく様は、本を正さずして末に走っていると批判されても仕方ありませんね。
>調子に乗って質問が多くなってしまいました。申し訳ないです。
そちらの質問が出尽すまでお付き合いしますので、遠慮なくどうぞ。
>現代文についても何か問題集をやるべきでしょうか?
とりあえず全般的な説明をしておきます。
漢字については、標準的な漢字帳でを1冊選んでやって下さい。
現代文の用語集についても1冊こなしておくといいでしょう。
●現代文 キーワード読解[改訂版]
Z会出版編集部 編
発行年月:2015年7月
当方としては、↑を薦めます。
アナタは入試に出題されるような文章を読みなれていますか?
そのレベルに慣れる意味でも、
プレ受験対策として下記書籍を一読すると参考になるかもしれません。
●ちくま評論入門 (高校生のための現代思想ベーシック)
●ちくま評論選 (高校生のための現代思想エッセンス)
●ちくま小説入門 (高校生のための近現代文学ベーシック)
●ちくま小説選 (高校生のための近現代文学エッセンス)
ここから実際の現代文対策に話を進めます。
受験サプリの小柴大輔先生の講義は出色ですよ。
本文を色分けして読んでいくというのが小柴先生のスタイル。
いわゆる二項対立をベースに論旨を追跡してゆきます。
メインテーマを「赤」、対立命題を「青」でカラーリングしていくことで論理の流れを図式化。
設問の選択肢も色分けしていくことで、
筆者の主張の中に一般論が入り込んでいる、
「赤」(メインテーマ)を問う設問なのに「青」(対立命題)が入り込んでいる、こういう塩梅で設問を解いていきます。
小柴先生のように色分けがなされていると、
設問の選択肢が間違いである理由、正しい理由が一目瞭然で分かりやすかと思います。
この小柴式現代文アプローチは良い。
英文解釈におけるSVOCM構造の明示化を現代文でも実践しているようなものです。
英文解釈も現代文も、手を動かしての「視える化」作業を続けていれば、
そのうち自然とそのようなアプローチで文章を読解できるようになります。
意識的に正しいフォームを考え素振りを続けていれば、型が身に付き無意識のうちに行えるようになるといった所でしょうか。
小柴先生の講義は、
高1高2兼用の「全レベル共通」、
高3「スタンダード」「トップ&ハイレベル」の3コースありますので、
それらをコツコツやってゆきましょう。
随時、演習として
●マーク式基礎問題集 18 現代文 (河合塾シリーズ)
●入試精選問題集 7 現代文 4訂版 (河合塾シリーズ)
を使い、小柴先生のアプローチを実践してみて下さい。
上記が終わり次第、
早大志望者ならば早大現代文対策の古典的名著である
●酒井の現代文ミラクルアイランド (評論篇)をやりましょう。
全8題なので、時間もかかりません。
●[私大編] 現代文のトレーニング 改訂版
増進会出版
ですかね。↑は選択肢の肢きり対策で重宝します。全13題。
その後は
過去問対策となります。
現代文もキチンと復習して下さいね。
正しい解答アプローチが身に付いているか確認しつつ、解答の論拠をメモ書きしながら繰り返して下さい。
ところで、
小柴先生の方法論が性に合わない、という場合も考えられます。
その場合は印刷教材として
河合出版の「現代文のアクセス」シリーズ3冊(基本・発展・完成)というラインで攻めてみてはどうでしょうか?
シリーズの発展編や完成編の要約問題をこなすと、読解力が確実に向上します。
私の時には、完成編が出版されていなかったので、「現代文と格闘する」を使っていましたね。
私も演習として河合出版のマークや精選問題集を使い、ミラクルアイランドやZ会私大現代文を早大対策に利用しました。