横浜創英高等学校 - 神奈川県 私立

最近サッカー部のキャプテン兼部長を務めた者です。
間違った事も書かれているので、正しい事を簡潔に書き込みたいと思います。

・普段の練習と、オフについて
まず練習はほぼ毎日ありました。まとまった休みは年始、夏休みの合宿後、大会後などです。月曜日はオフか筋トレなどのメニューでした。自分も在籍中はオフの少なさを嘆いていましたが、ほぼ毎日仲間と過ごしていたので今ではいい思い出です。サッカーにも集中出来ます。ただ、もっとオフが欲しいなど思う方々にはオススメは出来ません。

・横浜創英サッカー部は弱いのか。
ご存知の方もいると思いますが、創英はまだ歴史が浅く全国認知も低いです。ただ戦績を見れば強豪校の多い神奈川県で10年で全国に２回出場しているので決して弱い訳では無いです。
2016年に神奈川一位になり、それを気に人気も高まり、これからには期待できます。

・連絡が遅い。
遅いです。予定表もありません。笑
これに関してはさすがに改善して欲しいと自分も思っています。
ただ、創英はグラウンドを所有していないため、練習場所の確保からする為に先の予定を立てにくいという事情もあります。
基本的に練習は、JR横浜線、十日市場、中山や保土ヶ谷などです。

・監督と選手の距離が遠い
個人的にはそうは思いません。近くはありませんが適度な距離だと感じています。下級生の時は多少厳しかったりします。ただ、間違った事に怒っているだけです。厳しい面もありますがそれだけな訳ではありません。自分の代は最終的に監督を嫌いだった選手はいなかったと感じています。

・理不尽すぎる制度
自分の代でも、チームの仕事をミスして坊主になりました。
ただ現在がどういう制度になっているかはわかりません。
刑務所は言い過ぎな表現だと思います。自分自身でサッカーをする為に部活に行っているのですから。緩い学校はいくらでもあります。そういう方は公立など他の高校を選んだ方が楽しく3年間を過ごせるかと思います。

・パスサッカーオンリーは考え直すべき
自分も創英がパスサッカーだから、という理由が入学の決めての理由でもありました。神奈川で強豪と呼ばれる桐光学園や日大藤沢はパスサッカーではありません。基本的にロングボール主体です。が強いです。多くの強豪大学やプロも排出しています。ここでは自分の志向するサッカーをしている学校を選ぶというのも大事です。
サッカースタイルを説明するなら、創英はパスサッカーだと思います。その通りで攻撃時は自由にテンポよくパスを回し、どんどん飛び出して行きます。
ペップバルセロナの崩しなどよく参考にしていましたし、パスで崩すというのは観ている人もプレーしている人も楽しいので誇りを持っていました。
パスサッカーといえば、フィジカルは要らない。走らない。というイメージを思いがちだと思いますがそうではありません。
パスサッカーにこそ、大型のFWだったり、ドリブルに自信がある選手が必要です。そこの迷っている大型FWやドリブラーは創英も考えてみてください。力があれば必ず重宝されます。

またパスサッカーは走らないというイメージですが、その訳ではありません。自分達の得点パターンとしてはパスで相手を崩すという以外に、相手に積極的にプレスをかけて相手陣地で奪いショートカウンター。そして相手陣地で複数人で奪い、その奪った選手などでテンポよく繋いでゴールを目指すのが理想でした。
決して運動量は少なくありません。むしろ多い方です。
試合の時に頭にパスサッカーの事は考えない事に皆していました。まずは相手のボールを奪う、球際で負けないという所です。
闘うのがサッカーの醍醐味でもありますからね。パスサッカーどうこうより、まずは闘える事がスタメンを勝ち取る条件だと思います。

補足、、部員は1学年40人程度で全員で130人ほどでした。
女子マネージャーも1学年2.3人ほどいます。

長々と失礼しました。横浜創英サッカー部を考えているプレーヤー、保護者の皆様の参考になればと思います。