今の時期(12月前半)の志望校内順位で立ち位置を測ろうとするのがそもそもの間違いです。
S値は入試得点や内申点から単純に各校比率で算出されます。
偏差値は例年変動は小さくほぼ一定、S値も多少の上下はあれど志望校内順位よりは安定した数値です。
入試直前の志望校変更手続き制度を活用した志望校変更手続きにより、最後の最後に母集団は大きく変化します。
最上位校よりも2番手校の方が母集団の入れ替わりによる母集団自体の変化が大きいです。
よって今の時期ならば
偏差値やS値、もしくは内申と特色検査を含めた合否判定を重視する方がよいです。
2024 年度 神奈川県公立高校入試の日程
志願←暫定倍率の母集団とは変化
1月 24 日(水)〜1月 31 日(水)
志願変更←これで母集団がまた変化
2月5日(月)〜2月7日(水)
学力検査
2月 14 日(水)
合格発表
2月 28 日(水)
ステップの場合は内申と特色検査を含めたS値を考慮した合否判定が算出されないという話もありますから、その場合はS値が例年のボーダーを超えられるかを精査する必要があります。
5科だけの
偏差値や合否判定ならば意味があまりありません。
回答いただきありがとうございました。
横から失礼します。
最後の最後に母集団が大きく変化するとのことですが、志願変更でそこまで変わらなくないですか?
最上位校以外、2番手以下が影響を受けやすいのは理解しますが、母集団がごっそり入れ替わるわけでもないですし、志望校内順位ってそこまで意味がないものとは思えないのですが、皆さんいかがでしょうか。
最上位校は翠嵐、湘南、厚木。その下の高校では、来年から重点校が増え分散するから一番の影響は柏陽となる。近くの緑ヶ丘と生徒を奪い合いになり、柏陽のレベルが下がる。
>最後の最後に母集団が大きく変化するとのことですが、志願変更でそこまで変わらなくないですか?
変わらないならば翠嵐の志願変更前倍率と志願倍率(確定)があまり変わらないことになるが、そんなことはない。
2023は0.23倍変化した
2023は0.30倍変化した
これを人数に変換すると分かり易い
2023は360×0.23=約83人
2022は360×0.30=約108人
これだけの人数が入試直前の志願変更で翠嵐から動いている。
開示データはないが行き先は柏陽が一番多そうな気がする。
同じことが湘南でも発生している。
その行き先も開示データはないが柏陽が一番多そうな気がする。
この2校を合わせたらどうなるかを考慮すれば、これが入試直前の志願変更で発生していることを軽く考えない方が良い。
2023翠嵐
暫定倍率 2.64
志願変更前倍率 2.21
志願倍率(確定)1.98
受験倍率 1.92
最終倍率 1.79
2022翠嵐
暫定倍率 2.97
志願変更前倍率 2.55
志願倍率(確定)2.25
受験倍率 2.16
最終倍率 2.07
念の為に補足しときます
2023翠嵐は0.23倍変化した
2022翠嵐は0.30倍変化した
これを人数に変換すると分かり易い
2023翠嵐は360×0.23=83人
2022翠嵐は360×0.30=108人
先ほど湘南の動きも数値を調べたところ、
やはり翠嵐同様に無視できないトップ校の動きをしていることを確認した。
2023湘南
暫定倍率 2.57
志願変更前倍率 1.88
志願倍率(確定)1.60
受験倍率 1.58
最終倍率 1.52
2022湘南
暫定倍率 2.19
志願変更前倍率 1.69
志願倍率(確定)1.50
受験倍率 1.45
最終倍率 1.40
2023湘南は0.28倍変化した
2022湘南は0.19倍変化した
これを人数に変換すると分かり易い
2023湘南は360×0.28=102人
2022湘南は360×0.19=68人
翠嵐+湘南を算出すると、
2023翠嵐+湘南=83+102=185人
2022翠嵐+湘南=108+68=176人
2校のトップ校合わせて大体180人前後減少している。
2番手校から志望校を上げる少数名も考慮すればもっと多くの人が志望校変更を入試直前にしたことになる。
一番やり取りをする相手としては柏陽が挙げられる。
参考になれば幸いです。
今度の入試から参考にはならない。重点校も増えるし、柏陽が全ての受け皿になるとは限らない。
それ即ち柏陽のレベルが下がることを意味します。
トップ校の次の単独2番手の今の位置を手放すことを意味します。
3:7:2だから今の位置に残ろうとする意思は見せています。
翠嵐⇒柏陽、厚木、多摩、川和、緑ヶ丘
湘南⇒柏陽、厚木、小田原
柏陽70 厚木50 川和30 多摩10 緑ヶ丘10 小田原10
こんな感じ?
総人数を180人として割り振ってくださいましたが、実際には志望校を上げる人も少なからずいる。
よって入試直前の志願変更手続きをしている人は翠嵐、湘南がらみだけで180人以上は間違いない。
だから今の時期は志望校内順位よりも
偏差値やS値で判断した方があとでバタバタしない。
志望校内順位が今の時点で有効なのは翠嵐、湘南までだと考えておいた方が良いでしょう。
地域を考慮すれば、翠嵐、湘南、厚木で完結するから、3校からレベルを落とす時点でその3校に合格する実力がないと言うこと。落とすと言うより、落ち着くところに収まったと言うことですね。
今の五教科の得点や得意教科にもよりますけれども、特に英理社は詰め込むだけ伸びるし、安定します。周りでは英理社で100点とったという人が多いです。五教科の点数を残り25〜30点上げるつもりで、それぞれ教科ごとにどれくらい上げるかを計画すると良いと思います。どちらを志望するにしても、この時期努力した経験は高校に入ってからも活きてくると思うので是非頑張って下さい。