以下、理数科と普通科を比較した箇所が多々ありますが、あくまでも一理数科生徒の意見です。実際は違うかもしれません。入試制度等も高校の公式ホームページや中学校の進路の先生に聞いてください。
「理数科落ちた場合普通科に自分の成績を混ぜますが、周りと平等に評価されますよね?」
理数科第一志望、普通科第二志望で受験して理数科に落ちた場合、普通科の選考に回されます。
ただ、傾斜配点がなくなります。理数科は
国語100点
数学200点
英語100点社会100点理科200点の700点満点ですが、普通科は全教科1.4倍の700点満点です。どちらの学科も内申書などが足されて評価されます。
「また、理数科は
数学と理科に傾斜配点があるので、普通科に入る能力がなくても
数学理科が得意なら理数科入れる可能性が出てきますか?」
受験サイトや
模試によって違いますが、普通科理数科の
偏差値はそれぞれ64、67だといわれています。普通科に入る能力がないということは、
偏差値60くらいでしょうか?それで傾斜配点のおかげで理数科に入れるということは、
数学理科は完璧だけど他が全くダメ、という非常に教科バランスが悪い状態でしょう。そのような状態で受験して合格しても、入学後の授業はつらいはずです。
実際、文系教科の古典の授業でも「理数科だから少し発展の知識を…」と言われたことがあります。コミュニケーション
英語の授業は理数科の方が難しいそうです。理数科の人は将来研究者、医師志望の人が多く、そのような職業は
英語の論文を読んだり、
英語で学会で発表したりしなければいけません。高校生のときから授業でそのような力を鍛える必要があります。
あなたが今中学3年生の受験生で、長高志望だけれども成績が上がらなくて悩んでいる、そんな生徒だとしたら、私の返信を読んでさらに不安になったことと思います。確かに長高の授業は難しいです。私は割と上位で合格しましたが、それでも内容の難しさに頭を抱えるし、同じ中学で頭が良かった人たちが苦労しているのをたくさん見ています。でも、授業や勉強を辛く思ったり、投げ出したくなったりしたことは一度もありませんし、今後も決してないでしょう。それは、そんなことをしたら高校受験を頑張った過去の自分に対して失礼ですし、行きたい大学や将来の夢など、諦めてはいけない目標があるからです。あなたも同じように諦められない目標があるならば、仮に今の成績が芳しくなくても、あと1.5か月ほど入試まで努力すれば合格の可能性は十分にあるでしょう。明確な目標がない場合、長高合格を目標にしてみてはどうでしょうか。何かに本気で取り組む経験はその人を強くします。
中学生のころを色々と思い出して書きました。長高は楽しいです。未来の後輩、健闘を祈っています。
長高の理数科を併願で普通科も受験する際に理数の傾斜配点で理数科に合格できるのか?まず内申点がネックになってくる可能性が高いです。私の子供も卒業生ですが各中学校TOPだった子供達がほとんどでした。ですから内申125では低い位だと思います。入試でも当然のように各教科90点以上を獲りますので2教科だけ100点でも20点しか加わらないと考えることが妥当だと思います。結論を言えば合格できないはずです。仮に合格した場合、なりふり構わず必死で勉強だけしても上位には入れませんし普通に中学生の時と同じ勉強スタイルで過ごした場合、下位のまま普通科に入学した時より大学進学で
偏差値の低い大学へ進級することになってしまいます。最悪、退学する子もいました。進学校である長高は通過点です。大学や将来像を良く考えて進路を決めてください。
一般的には併願している受験生は中学校で願書を出していますので内緒さん@一般人の言うようには本来ならないはずです。合格発表の掲示の際、併願で普通科に合格は受験番号が違うため明らかになります。もし、一人でも併願合格がいれば、その人は理数科に合格していませんので合格最低点となりますので、普通科の方が高いことは滅多にありません。