まず第一に、
・
入試の時に白紙で提出
・
面接時、
面接官らにタメ口
おおよそこの2点さえなければ、
コースは変わると思いますが、どんな生徒でも入る事が出来ます。
ちなみに、
出席日数関係は『高校へ入学してから』 です。
少子化が進む今、私立である興国高校に落ちるなんてことはまずありえません。
汚い話、金さえ払えば入れる高校なのです。
入学後、欠席日数が3分の1を過ぎると進級が出来なくなります。
その場合の選択肢ですが、以下3つ程度あります。
・1年生をやり直す
・別の高校へ転校する
・退学する
そして、入学説明会の時などに
『遅刻をしても良いからとにかく学校に来い』と言われます。
これは、「遅刻・早退3回=欠席1回」とカウントされるからです。
例えば、100日を超えて欠席をすると進級が出来なくなるとします。学校をずっと休み続けていると、101回目の欠席で必要出席日数が足りなくなり、進級する事が出来なくなります。
遅刻・早退の場合ですが、例えば、6時間目登校を毎日繰り返すとします。すると、授業参加日数はほとんど入りませんが、『遅刻』扱いとなり、若干大げさですが、300日間は遅刻をしても進級は可能です。
しかしながら、遅刻をすると「遅刻課題」と言う名の補修を強制的にさせられます。
その課題は遅刻をする度に増えて行き、最初は1枚。次は2枚、その次は4枚・・・という様に、2倍ずつ増えて行きます。
『遅刻をすると課題をさせられる』
これに対して生徒が「だったら遅刻をせずに学校に行こう」
という考えを持たせようとしているのが、興国側としての考えです。
ですが、生徒側からすると逆効果になる事を興国側は分かっていません。案の定、この課題が原因で学校に来なくなる生徒を何人も見てきました。
なので不登校の事については、はっきりと担当の教師に伝えましょう。教師にもよりますが、そこら辺を免除してくれる事があります。
―――――――――――――――――――――
最後に、教師についてです。
興国高校の教師は、大きく分けて2種類います。
1心から尊敬することが出来る人物
2人格的な問題も含め、尊敬するに値しない人物
これに関しては感じ方の問題ですので、個人差があるかと思います。
ですが、一つだけ私から言わせてもらうのなら、
もしも自分や他人が叱られた時、なぜそれがいけないのかを教えてくれる人に付いて行ってください。
『叱る』というのは『怒鳴る』事ではありません。
怒鳴っている人間は、ただ自分の感情をぶちまけてストレスを発散しているに過ぎません。
・みんなの前で生徒に怒鳴って恥をかかせる
・ダラダラと長ったるい怒り方をする
・自分ルールを相手に押し付けて、それが出来ていないから怒る
・明確な理由を言えず、「クズ」などの単調な暴言しか言えない者
これらは、上記2番に該当する者たちです。
このような者からは、人として何も教わる事はありません。
ですが、利用だけはして下さい。自分の将来の為にも、他人から知識だけは吸収して下さい。
逆に1番に該当する人物からは、知識も含め、その人がこれまで経験してきた出来事を教わる事が出来ます。
残念ながら、人の価値の一部である「性格」というのは、生まれながらに決まっている為、変わる事はありません。
ですが、考え方を変える事は出来ます。
少なくとも私は、性格と個人の考え方が合わさった『人格』にこそ真の価値があると考えています。
これから興国高校へ入学しようと考えている皆さんは、
この高校に来て、考え方が良くも悪くも必ず変わります。
それは、価値のない教師に責め立てられるなどして、歪んでしまい、自分も同じ末路をたどってしまうのか
それとも、そのような教師から何かを言われたとしても、自分の考えを、意思を、歪める事なく突き進むのか
当然、そのような過程の中で、あなたのメンタルが試されます。
時には、暴言・八つ当たり気味に怒鳴ってくる教師もいるでしょう。
全てが面倒になり、学校へ行きたくなくなる人もいます。
しかしその時、いかにあなたが冷静に立ち回る事が出来るかが重要になってきます。
教師の中には、本当に意味の分からない理由でキレる者がいます。
・返事をする時、左手ではなく、右手を挙げて返事をしなければならない。
・出欠確認をする時、教師の目を見て話す必要がある。
上記を出来なければ、延々と自分の名前を呼ばれ続けます。
こちらがイラっとして大声で自分の名前を叫ぶと、そこで初めて「右手を挙げて答えろ!」と怒鳴られたり、「目を見て答えろ!」と怒鳴られます。
何回も名前を呼び、挙句に怒鳴って「○○しろ」というのなら、最初から「○○しろ」と言えば良いのにも関わらず、この様なありさまです。
この様に、自分のルールはみんな知っていて当たり前と思い込んでいる自己中心的な者もいます。
他にも、色々な理不尽が待ち構えており、
それが原因で、高校を去っていった者もいます。
全員が上のような理由でありませんが、
今年度の一年生は既に30人以上興国高校を去って行きました。
ですが、これから才能が開花したかもしれないのにと考えるとあまりに惜しい。
多くの皆さんは、興国高校へ入学する時、多額の入学金を払う事になります。それはほとんどの場合が保護者から出ていると思います。
退学しても、入学金・
授業料などは帰って来ません。
せっかく集めたお金が水の泡になってしまいます。
ですので、これから入学しようと考えている皆さんには、どうか退学という勿体ない選択肢だけは避けて頂きたいと思っています。
3年間を捧げて、将来を手にするのです。
何も捨てる事が出来ない人には何も変えることは出来ない
と言いますが、この3年間は「捨てる為にある物」ではなく、「将来の糧にするための物」です。
興国高校で感じた事や思った事は、将来絶対に活かす事が出来る場面が来ます。
全ては、あなたの考え方で変わります。