内申点は、主に3年生の1学期と2学期で決まります。あとは部活動や生徒会活動などで特筆すべきものがあるかどうか。美術分野で受賞歴などがあるかどうかが参考にされます。9教科オール4ならまずはひと安心ですが、少しぐらいなら3が混じっていても、あとは当日の実技で点数を稼げば何とかなるように思います。ただし、高校生活は美術だけをするところではないので、学業で随分苦労することになるかもしれません。将来美術界のどんな部門で活躍したいのか、目標はありますか。とりあえず明石高校美術科に合格できればそれでいい、なんて考えていると、後悔することになりますよ。
目標があるかどうかを聞いたのは、
面接で聞かれることが多いからです。高校側が知りたいのは、明高美術科に入学するための熱意ではなく、高校で学んだあと、進みたい道が決まっているのかということなんです。目標があるのとないのとでは、日々の過ごし方が違ってきますからね。とはいえ、すべての生徒が入学当初から目標を持っているわけではないので、過度な心配を抱く必要もありませんが、
面接対策としては絶対に答えを用意しておいてください。見学会で他校から参加の大勢の生徒を見ると、みんな絵が上手で、しかも勉強ができるように錯覚してしまいますが、決してそんなことはありません。あなたが不安を抱くのと同じように、みんなも不安で仕方がないのです。中学校に美術部はありますか。あるなら顧問の先生にしっかりトレーニングしてもらってください。今からでも間に合います。必要なら
面接の想定問答もお教えしますので、遠慮なくおっしゃってください。
わさび様
ご返信有難うございます!
美術の先生に相談して絵の特訓をしてもらうことになりました。
クオリティよりも描くスピードに心配があるようです・・・。限られた試験時間内に自分が課題を描ききれるのか不安しかないです。(特に水彩)
面接の想定問答ぜひ参考にさせていただきたいです!
下記に想定問答を書いておきますが、あなた自身で考えいただくしか仕方のないものがありますので、それはご了承くださいね。
Q.受験番号と名前、出身中学を教えてください。
A.受験番号○○○番、〇〇〇〇と申します。出身中学校は〇〇市の〇〇中学校です。
※
面接官の目を見て、大きな声ではきはきと答えられるかがポイント。校長と担任の名前も覚えておくこと。
面接官が複数いても、質問した
面接官を見て答え、決して机や壁、天井などに視線をそらさぬこと。
Q.本校の美術科を志望した動機を教えてください。
A.(例)美術の時間数が多く、すべての美術分野に共通する素描の技術を基礎から学べることや、専攻により、油彩画や日本画など、チャレンジしたいと思う分野を集中的に学べるところに魅力を感じたからです。
※きちんと高校を調べて、理解したうえで志望しているかがポイント。
Q.美術科を選んだ理由は何ですか。
A.(例)将来は〇〇〇の道に進みたいという目標があります。そのためには、ともに美術の好きな人たちと切磋琢磨して、腕を磨く必要性を感じています。他人の作品を数多く鑑賞し、その長所を自分の技術に取り入れたいと思います。
Q.高校卒業後の進路を考えていますか。
A.(例)美術系の4年制大学へ進学し、美術の力をさらに向上させたいと思っています。卒業後は〇〇〇か、〇〇〇関係の企業への就職を目指すか、そのどちらかを考えています。
※目標が目先の「合格」ではなく、「合格後」にあるかどうかがポイント。
Q.出身中学校の良いところはどんなところですか。校風は?
A. ご自身でお考えください。
Q.中学校の一番の思い出は何ですか。
A. ご自身でお考えください。
Q.最近のニュースで関心のあったものは何ですか。
A.(例)熊本・鳥取地震、アメリカ大統領選挙、東京の豊洲市場移転問題など
※ニュースを見ているか、社会の動きに関心があるかがポイント。
Q.あなたの長所・短所を教えてください。
A. ご自身でお考えください
※自分のことについて、きちんと自己評価が出来ているかがポイント。
Q.部活は何ですか。そこから学んだことは何ですか。
A.ご自身でお考えください
Q.家族の中の自分の役割はどんなことですか。
A.ご自身でお考えください
Q.出身中学校が行っているボランティア活動はどんなことですか。
A. (例)ペットボトルのキャップを集めて、発展途上国で暮らす子どもたちへワクチンを届ける「エコキャップ運動」をしています。
Q.自分の得意な教科とその理由を教えてください。
A.(例)得意な教科は美術です。真っ白な紙に自分が思い描くものを、イメージどおりに描き上げていく過程がとても楽しいからです。
Q.自分の不得意な教科と改善していく方法を教えてください。
A.(例)不得意な教科は〇〇です。苦手意識を克服しなければなないので、数多くの練習問題をこなしながら考え方を整理し、どこに問題があるのかを分析するようにしています。
※科目の特性を理解しているか。さらに自分の長所や短所とからめて把握できているか。苦手なのを人や環境のせいにしていないかが問われる。
Q.あなたは自分の性格をどのように思っていますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.卒業後の進路はどのように考えていますか。
A.(例)4年制の美術系大学への進学を考えています。
Q.
数学の教科で得意なことや工夫していることはどんなことですか。
A.(例)
数学は苦手な教科ですが、その中でも得意なものは関数です。工夫していることはノートを広めにとり、間違えやすい箇所のポイントを書き込むようにしていることです。
Q.残り少ない中学校生活をどのように過ごしたいと考えていますか。
A.(例)得意な美術を活かして、何か記念に残るような作品制作を考えています。
Q.明石高校の印象はどのように感じていますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.明石高校にどのようなことを期待しますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.特技はどんなことですか。
A.(例)絵画、書道です。中でも小中学校を通して、先生から「絵の依頼」を受けることが一番の楽しみでした。校外学習や修学旅行、夏休みのしおりなど、イラスト関係はほとんど私のものを採用していただきました。
Q.高校で取りたい資格はありますか。どんな資格ですか。
A.(例)漢検○級と英検○級にチャレンジしたいと思っています。
Q.将来どんな仕事をしたいですか。
A. (例)イラストレーターの仕事をしてみたいです。情報発信の手段のひとつとして「イラスト」が使われることが多いですが、「イラスト」は、文字や写真や音楽と同じくらい重要な要素を担っています。好きなことを仕事にし、画力やセンスなど自分の力で仕事を広げていけること。そして、作品を見た人が喜んだり感動できるのが、この職業の魅力ではないかと思っています。
Q.これだけは絶対に他人に負けないというものはありますか。
A.(例)根気です。特に美術分野にかけては、絶対に負けたくないという思いが強いです。
Q.自分の長所を高校生活でどう生かそうと考えていますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.中学校では生徒会活動や委員会活動をしましたか。どんなことをしましたか。
A. ご自身でお考えください。
Q.リーダーシップを発揮したことはありますか。どんなところで発揮しましたか。
A.(例)校外学習や修学旅行で班長となり、班活動に備えて交通機関や見学先をインターネットで事前調査し、班員が安全に無理なく行動できるように計画表を作成しました。
Q.高校に入学したら、1日何時間勉強したいと考えていますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.休みの日は、どのようなことをして過ごしていますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.自己アピールを30秒以内で答えてください。
A. ご自身でお考えください。
Q.今までにどんなことに感動しましたか。
A. ご自身でお考えください。
Q.本校を受験するにあたって、家族の理解は得られましたか。
A.(例)両親は、私を美術の世界に進ませようとは考えていなかったようですが、画塾の先生からの強い薦めを受けて、応援してくれるようになりました。
Q.絵画は何歳の頃から始めましたか。
A.(例)〇歳の時から始めました。当時は単にアニメキャラクターを描くことが好きだったという程度のことでしたが、友達と遊ぶよりも絵を描くことの方が好きだったようです。
Q.中学3年間でどのようなことを頑張りましたか。
A, ご自身でお考えください。
※ただ漠然と中学生活を送ってこなかったかが問われる。
Q.入学したらやってみたいと思う部活動はありますか。
A.(例)〇〇〇を得意にしていますので選択肢のひとつにしています。
Q.好きな作家はいますか。
A. ご自身でお考えください。
Q.本校への通学方法を教えてください。
A.(例)JR山陽本線と神姫バスを乗り継ぐことになります。
Q.本校の美術科展をご覧になって、感じたことはありますか。
A. ※これは美術科展に行かなければ答えられません。
Q.趣味はありますか。あればどういうところが楽しいですか。
A.(例)やはり絵をかくことが、そのまま趣味に当てはまりそうです。機会を見つけては家族と美術館めぐりをして油彩画を鑑賞しますが、写真と見間違うほどの素晴らしい作品に数多く出会うと、私も早くチャレンジしたいという意欲がわいてきます。
Q.何か特技はありますか。
A.(例)小中学校を通して、先生から「絵の依頼」を受けることが一番の楽しみでした。校外学習や修学旅行、夏休みのしおりなど、イラスト関係はほとんど私が担当させていただきました。
Q.両親はどんな人ですか。
A.(例)どんなことにも相談に乗ってくれて、困ったときには頼りになる存在です。新聞やテレビなどから話題となっているニュースを取り上げて、社会の常識や考え方などを教えてくれます。
※自分以外の人について、どんな見方をしているか。
想定問答を一気に書き上げたのですが、文章量が多すぎて掲載されないみたいです。なので、これから少しずつ書いていきます。
Q.受験番号と名前、出身中学を教えてください。
A.受験番号○○○番、〇〇〇〇と申します。出身中学校は〇〇市の〇〇中学校です。
※
面接官の目を見て、大きな声ではきはきと答えられるかがポイント。校長と担任の名前も覚えておくこと。
面接官が複数いても、質問した
面接官を見て答え、決して机や壁、天井などに視線をそらさぬこと。
Q.本校の美術科を志望した動機を教えてください。
A.美術の時間数が多く、すべての美術分野に共通する素描の技術を基礎から学べることや、専攻により、油彩画や日本画など、チャレンジしたいと思う分野を集中的に学べるところに魅力を感じたからです。
※きちんと高校を調べて、理解したうえで志望しているかがポイント。
Q.美術科を選んだ理由は何ですか。
A.将来は〇〇〇の道に進みたいという目標があります。そのためには、ともに美術の好きな人たちと切磋琢磨して、腕を磨く必要性を感じています。他人の作品を数多く鑑賞し、その長所を自分の技術に取り入れたいと思います。
Q.高校卒業後の進路を考えていますか。
A.美術系の4年制大学へ進学し、美術の力をさらに向上させたいと思っています。卒業後は〇〇〇〇か、商品デザイン部門を有する企業への就職を目指すか、そのどちらかを考えています。
※目標が目先の「合格」ではなく、「合格後」にあるかどうかがポイント。
想定問答第三弾です。
Q.部活は何をしましたか。そこから学んだことは何ですか。
A.※思うままに答えてください。
Q.家族の中の自分の役割はどんなことですか。
A.※これは聞かれると結構厄介な質問です。よくお考えください。
Q.出身中学校が行っているボランティア活動はどんなことですか。
A. (例)ペットボトルのキャップを集めて、発展途上国で暮らす子どもたちへワクチンを届ける「エコキャップ運動」をしています。
Q.自分の得意な教科とその理由を教えてください。
A.(例)得意な教科は美術です。真っ白な紙に自分が思い描くものを、イメージどおりに描き上げていく過程がとても楽しいからです。
Q.自分の不得意な教科と改善していく方法を教えてください。
A.(例)不得意な教科は
数学です。苦手意識を克服しなければなないので、数多くの練習問題をこなしながら考え方を整理し、どこに問題があるのかを分析するようにしています。
※科目の特性を理解しているか。さらに自分の長所や短所とからめて把握できているか。苦手なのを人や環境のせいにしていないかが問われる。
これだけ質問を想定しても、実際の
面接時間は一人5分あるかないかです。でもね、備えが万全であるかどうかで、精神的にゆとりが生まれるのです。この想定問答は親子で考えました。他の受験生に勝つためには、こういう部分の努力を惜しんではいけません。そして絶対に合格した姿をイメージすること。「すべったらどうしよう」などと考えていては、夢は遠ざかる一方です。あなたはすでに合格しています。次に考えるべきことは、合格後の夢の部分です。