もちろんギリギリで入ってそこから頑張れる人もいると思います。しかし、そうではない人ももちろんいます。中学のとき、担任に自分がそういう人か、そこで折れてしまう人か判断して志望校を決めるべきと言われ、自分は前者だと思い込み、今年市西を受験して幸か不幸か受かりました。しかし、正直市西に入ってから精神面でかなり苦しい思いをしています。授業についていけないとか、そういう範疇を超えて、勉強はもちろん普通に生活を営むことも困難になる程精神状態が悪化してしまいました。
こうなってしまったのはやはり自分に合った高校を選ばなかったからです。自分が合格できるかどうかではなく、自分の学力に合っているかで判断するべきだと私は思います。
偏差値が高いから、友達も行くから、そんな安易な理由で自分に合わない高校に行くと、本当に後悔します。そんな思いをしないために、大事なことがあります。それは、実際にその高校に通っている人に話を聞くことです。学校説明会は結局のところ良さそうに見える部分を前面に押し出したものでしかありません。本当の学校の実態を知るためには、実際に通ってる人に聞くのが1番です。高校生の貴重な3年間をどこで過ごすか、これは本当に熟慮して決定するべきです。私も合格発表で喜んだときは考えもしませんでした。こんな生活が待っているなんて。
長くなりましたが、要は自分に「合った」高校に行くべきということです。正直高校なんでどこ行っても将来の社会的評価は変わりません。市西も甲山も大学さえ行けば一緒です。どうか、自分が快適な学校生活を送ることができる高校に行ってください。