舟入さんなどは不合格となったお子さんの「親の妬み」もありますから、なりすましでいろいろ書かれるのは仕方がないでしょう。舟入さんに限らず、国泰寺さんや基町でもこういう書き込みは多く、文からしておそらくは親の世代の人によるものです。
うちは結局、母から私の娘まで３代連続、基町になりましたが、私は受験前の３週間、今さら勉強して風邪でもひいては元も子もない、養生一番と布団にくるまって寝てばかり、娘も学校の宿題がなくなり、暖かい部屋、こたつで菓子をバリバリ、パソコンでネットざんまいでした。それをババは「なぁに、落ちたら落ちたときのことよね。」と笑って観ていました。娘は今年、選2で合格しました。うちにはお金がないので私立は無理、公立１本でした。さらに中学３年間、塾に通わず、学校の勉強だけでした。
はっきり言います。倍率こそ低いですが、今も昔も六校は甘くなく、レベルも大して変わってはいません。毎日の学校の授業を大切にし、３年間本気で取り組んだ子が合格します。親はそのための環境を整えてやることです。いろいろ問題だらけの中学校、場合によっては校長や担任との大喧嘩も覚悟しなければなりません。親が六校ならば子も六校、うちのように今や孫も六校という方も多くなっていますが、結局は親がそのことを知っている、腹をくくっているからそうなるということで、合格したお子さんを妬んだり、それと比べていろいろ言っている程度では、我が子の合格はおぼつかなくなってしまいます。何よりもまずは親がドンと大きく構え、我が子を安心させてやらなければ駄目です。
ちなみに今年の選2の入試問題、親御さんはどのくらい解けましたか。六校出身の親御さんならば７割以上解けましたよね。私は
英語、
数学、
国語、理科は満点、社会は１問落としました。まだ十分、合格ライン。少々ボケのきているババ（７４才）も「孫が解いた問題だから」と一緒に解きましたが、５教科全て７割超えました。娘は「ババが７割も解けたの。入ってからきつそう。」これに対してババは「中学までと同じよね。学校でちゃんと毎日授業を聞く。宿題をこなす。それだけ。お父ちゃんもお母ちゃんもうるさいことは言わない。特に高校からは、勉強するのは自分のためなんだからね。」
子に「勉強しなさい」とやかましく言う前に、自分はどうなのかをよく考えてみるべきでしょう。つまらない成りすましなどやらずに。
