プロの方に褒めて頂いたのなら、自信を持っていいと思います。ピアノは入試のときには必須ではないですが、初心者で入学している人もいるので、その成績だと上位に入れると思いますよ。
勉強の方は、教育系、芸術系どちらに進むかによって進度が違いますが、入試まで頑張って内申点を上げておくと安心です。
頑張ってください♪
教育系と芸術系の違いですが、まず1〜2年次には、
英語や
数学などの科目で教育系と芸術系で別々の教室に分かれて授業を受けます。音楽科目では特に差がありません。
次に3年次には主科実技レッスンの頻度に差が生じます。教育系が週1回であるのに対し、芸術系は2回も設けられ、更に教育系が生物や
数学などを選択している時間に、芸術系は音楽の副次的科目を受けることになります。このように、センター試験を視野に入れる場合は教育系、その必要がない場合は受験期に有利な芸術系を選ぶのが一般的かと思います。
ちなみに、どちらのコースに入るかは本人の希望を踏まえ、入学前の招集日に全員が受ける学力テストのみによって判断され、入学式の日に結果が発表されます。HPには、教育系が国公立教育学部を目指し芸術系が音大に進むと書かれていますが、必ずしもそれらに捉われる必要はなく、教育系から東京藝大に合格する人もいれば、芸術系でセンター試験に臨む人もいます。どちらの系に選ばれても、自己目標を定めておけば担任も親身になって導いてくれるのでご安心ください。
され、内申点はよほど素行が悪くない限り、気にするべきではなく、やはり音楽科では実技を圧倒的に重視しますので、高校入学後コンクールで成績を残せ得る人や将来的に上位音楽系大学(特に国公立)に合格できる可能性を持った生徒を積極的に入学させています。
診断で200点越えて取っていた人は確かにいましたが、元々中学時代から成績上位だったようで、勉強畑でありつつ音楽を学んできた人だったと思います。大学に進めば更に強者がいますのであまり気にすることはありません。とにかくそこの音楽科では主科実技に力を注げば必ず道が開けますので、自分なりの方法で最低限の両立をさせつつ音楽に没頭できれば良いのではないかと思います。
最後に、音楽科卒業後は約9割がそのまま音楽の道や何らかの形で音楽に関わる学科へ進みますが、その後、将来に繋げられる人もいれば逆に音楽から完全に離れてしまう人もいます。ご自身がどのような目的で音楽科に進むのか、予め熟考しておくことは受験期にあっても必要な事かもしれません。将来好きな音楽で失望しないためにも、覚悟を持った決定をお願いしたいです。高校受験、頑張って下さい。