そりゃあそうでしょう。東大合格者2.3人を毎年8名前後に、さらに2年前は14名。国立大医学部合格者を20名前後にしたのも前校長の指揮があったからです。今年度も旧帝大クラスと国立医学部合格は約100人いますが、浪人生は前校長下で勉強してきた西高生ですからね。現校長先生、気合入れてくださいよ。まず、理系→理数科にして県全域から中3生が受験可能にすることです。これくらいできなくてどうするのですか。
西高があえて理数科にしていないのは、理数という目標を早くから決めている生徒と優秀な生徒を取り込むための手段だとは思います。
ただ、高校受験対策だけで合格した生徒や、入学後に力をつけていく生徒などが当然いることから、高校入試という一度の試験で評価に終わらせることなく、入学後の伸びと目標の絞り込みに対応しして、より良い結果を導き出すための手段だと思います。
北陽台では理数科があり、去年までは高校入試時の
偏差値は西高の普通科より高く優秀な生徒が入っていたはずですが、必ずしも理数科がいい結果(西高より)を出しているかというとそうでもないようですし、高校入試はよくても、高校の理系の勉強にはついていけないという生徒もいます。
本年度から、北陽台理数化の入り口
偏差値は西高の普通科と変わらなくなりました。
県全域から受け入れるというのはとてもいい方法だと思います。
高いレベルと目標の生徒はできるだけ一つに集めて、それに合った指導をした方がいいはずでしょうし、一つの学校に学力レベルに大きな差がある生徒が混在すると、指導も難しくなりますしね。
ただ、長崎県の地理上の独特の問題から西高がというより、各エリアに分散して進学校を作りたいという方針もあるんだろうなと思います。
所得によってが受ける教育の質やレベルが変わることがあると何かと難しい問題も起きますしね。
前校長の方針によって難関10大学現役合格率は低下。浪人生の増加によって現浪合わせた合格者数は向上。つまり近年の実績は西高ではなく予備校の力。適切な受験指導をすれば現役合格できる力がある西高生を精神論でしか指導できない教務力の低さ。あえて称えるなら予備校への丸投げ方針を確立した前校長の功績か。