それはないですね。
大体、ゆとり教育ピークの頃の3倍の内容を2020年以降の子供たちは学びます。親は勉強していなくても子はしっかり勉強します。よってレベルは上がっていきます。
既に昭和50年代のかなりしっかりしたものに戻されていて、ゆとり時代とは大違いです。2020年からはさらに内容が増やされます。
また小学校から
英語の授業が始まり、中学以降の
英語の授業は全て
英語で実施になります。このため今、特に中学校の
英語の先生が大変な状態です。
英語の先生に要求されるレベルは英検準1級以上になりますので。
ゆとり教育での低学力の問題は子ではなく親の問題で、今現在の問題です。40代より上は非ゆとり、今の高校生より下は完全脱ゆとりで、今後は「はさみうち」に遭い、今の高校生が社会人となってくる5年後くらいから、今の20代、30代の厳しい「選別」が始まるでしょう。厳しい話ですが、実際に企業も脱ゆとり世代が社会人となってくるのを待ち、定年延長などでしのいでいるところが多いですから。
怖いのは「選別」による貧困の拡大、ゆとり世代の親の子が、力はあっても経済的に学校に進めなくなることです。