OBです。大学一年生です。
いまだに小金の放送局が好きなので、こんなところにへばりつきながら、放送局関連の質問が来るのを待ち構えておりました。
まず質問にお答えする前に、もしお時間ありましたら、小金放送局のブログ・
http://kbskbs.blog137.fc2.com/をご参考いただけたらと思います。現役生たちのナマの声が聞けます。
あと、雑な文章ですが、昔私が書いた放送局紹介文がありますので、よろしければご参考に。
http://koganebroadcastingstation.web.fc2.com/what-kbs-.htmlさて、難しい質問ですが、OBである私から言わせてもらうと、
【良い点】
・素晴らしい友人関係が築ける。一緒にいる時間がとても長いので本当に仲良くなれる
・一つのものに全力で打ち込める
・度胸がつく
・放送活動を通し、『伝える心』を学べる
・放送活動を通し、情熱を持った人と出会える
・いい大学に行ける(?)
放送という名とは裏腹に、放送局はとても忙しいです。毎日部活はありますし、大会前となるとハチャメチャです。けどそのハチャメチャを一緒に経験したり、つねに一緒に仲間といることで、楽しいことや辛いことも共有しますし、時には本気でケンカもしたりしますが、だからこそ信頼関係は厚いです。そして年2回ある大会へ向けて毎日努力し続け、そしてやりきった時の達成感はすごいです。また私としては、ドキュメンタリーの取材を通し、93歳にして情熱を忘れないおじいちゃん職人や、この時代に駄菓子屋を営む熱血おじさんなど、さまざまな分野の『情熱的な人』に出会えたことも、一つの良い点だったと思います。またこれはおまけですが、大会成績は良いので、これを利用して大学推薦入試を利用することも可能です。
【悪い点】
・とにかく拘束される
・千葉県内の他の放送強豪校と比較した時、そこまで機材が充実していない
・若干目立つ
・引退が遅い
絶対に問題となるのが、『時間』です。極力局員たちは、習い事、予備校、兼部をしないようにしています。なぜなら他のことをやりながら部活をするなんていうのは無理だと言うほどに、放送局の活動は忙しいからです。…といっても、それはやはりなんというか理想で、実際的には上に挙げた他の活動をしている人もいます。しかし、やはりどうしても忙しくなってしまうことは避けられません。しかしそれに見合う達成感は得られますし、第一そこまで一つに熱中することが素敵だ。そして一緒に活動するだけメンバーの仲は良くなります。なので、こういう状況を楽しめる人に向いているかと思います。それと、やや機材が充実していませんが、最近予算枠が増えましたので、今後改善されていくかと思います。また目立つというのは、渡り廊下などで発声をしたり、生徒にインタビューしたり、毎回終業式や始業式で表彰されますので、ちょっと目立つこととなります。そして引退ですが、例年8月に引退しています。そのためやや受験に本気で取り掛かるのが遅くなります。
ライバル校は(短所は控えさせていただきます。他校の人間がとやかく言えるものではないと思いますので)、
・県立船橋:オーソドックスに強い。歴史がある。昼放送が充実している。
・検見川:堅実。先生が千葉県内でおそらく最も影響力を持っていて、優秀。
・成田:番組はおもしろい作品が多く、読みにも力を入れている。
・流通経済大学付属柏:最近少しずつ伸びてきている。
・長生:毎年テレビドラマが興味深く、過去にラジオドラマが全国大会で好成績を記録。
などです。
他校との差別化を図るとするならば、小金の特徴は、
1番組を全員で作る
他校はいわゆる『読み』(アナウンス/朗読メンバー)の人は、番組を作りません。しかし小金は全員で作ります。
2自由
小金は他校と比較し自由です。一つに、代々の先輩方の雰囲気と、もうひとつに、顧問の雰囲気です(笑)。実は強豪校というのは、スポーツの世界と同様に、力量のある先生がいる学校であることが多く、そしてその顧問の指導をびしびしくらって制限のある中で番組を作ったりしなくてはならないのですが、ウチの顧問は放任主義です。なのでとても自由に番組が作れます。
あと、一昨年、朗読部門において、小金生の二人が全国大会3位と4位を記録(6000人参加)という快挙も成し遂げています。
去年はテレビドラマと朗読部門で参加した生徒が準決勝進出です。
今年はまだ大会が終わってないためどうなるかわかりませんが、3人が全国大会進出を決めています。
色々言いましたが、小金の放送局はとても素晴らしい場所です。またもし小金に行かないことになっても、その学校で放送をやってみることもいいと思います。上に挙げた学校ならば、確実に素敵な体験をできると思います。といってもやはり小金にはかなわないと思いますがね(笑)
受験頑張ってください。お待ちしております。
長文失礼しました。