東葛も芝柏も悪かったようですし、江戸取までも含め東葛地域の進学校が不振ですね。ただ少し
偏差値が上の芝柏は全体的には悪いながらも東大3、東工大2など実績を出していますが…しかし東葛飾地域の盟主東葛が東大2と芝柏に負けているのは情けないですね。
X I類に関しては
1文系が強く理系が弱い(在校生ならHP上の資料から、昨年のセンターの集計結果を確認できますが、1組と2組でびっくりするほど平均点が違います)
2上位層に女子が多い(昨年のX1類は文理ともトップは女子)
の２つが影響している気がします。
まず前提として、定員数が理系>文系、私立と比べ
学費が安く設備が良いetcの理由で、文系と比べ、理系は国公立志向が強く、旧帝を含む地方国公立の受験するケースも多いため、国公立大の合格実績は理系の人数に比例しやすいです。
なので、入学時の
偏差値の違いを抜きにしても、理系の層が厚い芝柏の方が、国公立大の合格実績が良いのは、当然だと思います。
また、女子は現役志向も安全志向も強く、
模試の成績が東京一工や旧帝をねらえそうな子でも、国立や難関私大の公募推薦で手堅くいくケースが結構あります。御三家のような学校ならともかく、専松レベルの学校だと、元々最難関大を目指している人はほぼいませんし、それが当たり前の環境でもないため、狙えそうなら取り敢えず東大や一橋を目指すことも、ほぼありません。
更に、理系は人数だけではなく層も薄い上、理系上位の女子も、同じように公募推薦の利用も多く、一般受験組も、手堅い併願を組み、合格した
大学に進学するケースが多いため、浪人組の難関大合格実績も上積みされにくい。(もともと早慶理系は定員が少なく、東大東工大レベルでないと厳しいですし)
多分、専松に限らず、共学で上位層に女子が多く、文系優位の学校の方が、入学
偏差値と比べ合格実績が…となりやすいと思います。
専松好きですし、先生方にもお世話になりましたし、文系と比べて理系の先生が悪いとも思いませんが(どちらも当たり外れはありますが)、最難関や理系難関を目指すなら、初めから個人戦で頑張る覚悟が必要だと思います。
