特選コースが良いのであれば、合格後の逆転を狙うのであれば、まずクラス分けテストで高得点を取れば、事によると、特選コースへの案内がある可能性がほんの少しだけですがあると聞いた事があります。
もう一つは、2年生への進級前です。入学後に1年間の校内
模試成績が良ければ、希望すれば、2年次に特選コースへ上がることはできると思います。その後、3年次の進級時でも同じようにチャンスはあります。
模試成績を上から並べると、特選コースA組、特進コース最上位クラスでしたが、学習内容は1年次は特進、特選も変わらないと思います。何が変わるかと言うと1クラスの定員数です。今の2年生は特選コースでも40人近くが1クラスにいるようなので、特進コースとほとんど変わらない位になっていますが、本来は特進コースは1クラス30人以下、多くても33人位です。
あなたがなる新1年生がどうなるのかはわかりません。
大学受験の事を考えての思いならば、コースにこだわるより、ひたすら自分で毎日少しでも勉強することです。どんな授業を聞くよりも、自分の頭と手を動かして、考えて演習を繰り返すこと。それが一番学力が伸びます。
推薦と一般入試を併用するようなやり方もあるんですね。その方法が質問者さんには一番良いのではないでしょうか?
A組については補足しますと、2年前の卒業生保護者は子供たちが1年生次の秋の懇談会の場で、先生方より「来年度から特選の特選、A組を作ります。そうすることで、学力の高い子たちとこれから頑張る子たちの両方をバックアップできるようになるので」というお話があり、今のA組のやり方に至ります。
当時は校内
模試に代ゼミ
模試を採用していたのですが、そこの全国成績優秀者の冊子に多い時で、学年の15人位の東洋生が入っていたのです。マイナーな
模試ではありましたが、洛南や東海高校等の全国のレベルの高い私立学校の生徒もその受験者に混ざっていたので、学校も何とかこの学年の1年生をバックアップし、進学実績を上げたいという思いもあったのでしょう。同時に夏休み等も短くなり、教科書の進度が加速しました。
私も何度かA組の公開授業を参観をしましたが、授業レベルが高いかは保護者なのでわからなかったのですが、自分のやり方で授業中も勉強をしている子が多かったように見えました。自分の子供もかなり内職が多かったですね。
授業に重きを置くような受け身ではなくて、自分で勉強するスタイルが確立していて、分からないところだけを先生に聞くようなタイプであれば、A組が一番居心地が良いかと思いますが、そういう雰囲気が合わない子もいるかもしれません。実際、
模試成績の基準は満たしていても、A組を辞退した子たちもいるからです。