はじめまして。私は2008年1月に桐蔭学園の推薦入試を受験した者です。現在は公立高校へ通学しているので、桐蔭の現況が解りません。ですので、以下の文中に出てくる日時、受験方式等は全て2007年度のものです。また公立高校とは神奈川県の公立高校です。ご了承下さい。
そもそも桐蔭の推薦入試を受験する人は、
★公立高校に落ちた場合の滑り止めとして
★受験日が早い(1月中旬)ので、公立高校前期&後期(1月下旬〜2月下旬)、他の私立高校一般入試(2月上旬〜中旬)の受験時期と重ならない
★公立高校へ合格した場合に、そちらへ進学できる(桐蔭学園への進学を断れる、蹴れる)
・・・等の理由があるためです。
◆ご存知とは思いますが、所謂「蹴れる」推薦入試を行っている神奈川県の私立高校は桐蔭学園(別学)と鎌倉学園(男子校)のみです。
ここから本題に入ります。かなり複雑ですがご容赦下さい。桐蔭の推薦入試での合格者は、2月6日までに学園側へ入学金20万円(正式には延滞料、これを払うことによって学園側は合格者の桐蔭へ入学するか否かの判断を3月2日まで待ってくれる)を納めなければなりません。【以下の場合を除いて。】
★公立高校前期に合格し、桐蔭学園へ進学せずに、合格した公立高校へ進学する
↑の場合、(公立高校前期の合格発表日は2月4日)合格した時点で桐蔭へ進学しないという事になります。この場合、桐蔭学園へ入学金(延滞料)を払う必要が無くなります。逆に、公立前期で落ちてしまい、公立後期も受験する際に、入学金(延滞料)を払う必要があるのです。
簡潔にまとめると、推薦入試で合格者を募集人員の何倍も出すのは、
○タテマエ
実際に入学する合格者が少ないから。
●ホンネ
入学金(延滞料)による金儲けのためです。
ちなみに僕の計算によると、桐蔭学園はこの推薦入試のみで1億円相当を「入学金」として収入しているようです。
以上、長文乱文失礼致しました。
http://macchu.blog47.fc2.com/↑僕の高校生活等を綴ったブログです。良ければご覧下さい。